「日本人は働き過ぎだ!」といわれます。他の国は「休暇がもっとたくさんある!」「産休・産後などの休みも手厚い」などはよく挙がる意見です。では、実際に労働時間を国際比較してみるとどうなるのでしょうか?
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労働環境は大事!働きやすい職場の雰囲気とは?
世界の16カ国(日本含む)の1年間の労働時間を比較したデータがあります。『労働政策研究・研修機構』が2014年版として公表している最新データによると、各国の「一人当たり平均年間総実労働時間」は以下のようになります。
■「一人当たり平均年間総実労働時間」Top15
第1位 アメリカ......1,790時間
第2位 イタリア......1,752時間
第3位 日本......1,745時間
第4位 ニュージーランド......1,739 時間
第5位 オーストラリア......1,728 時間
第6位 カナダ......1,710時間
第7位 フィンランド......1,672 時間
第8位 イギリス......1,654時間
第9位 スウェーデン......1,621 時間
第10位 ベルギー......1,574 時間
第11位 デンマーク......1,546 時間
第12位 フランス......1,479時間
第13位 ノルウェー......1,420 時間
第14位 ドイツ......1,397時間
第15位 オランダ......1,381時間
*......これは2012年の結果です。
なんと1位は「アメリカ」、2位は「イタリア」という結果です。日本人の方が働いているイメージがあるのですが、事実はそうではないようです。平均するとこうなってしまうだけかもしれませんが......。
日本は第3位ですから、たしかに世界的に労働時間の多い国ではありますが、アメリカ人やイタリア人から「働き過ぎだろ!」と突っ込まれるいわれはありませんね(笑)。
4位「ニュージーランド」5位「オーストラリア」ですが、日本人からすると「のんびりしてるんだろうなあ」と思うような国で、実は労働時間が長いことが分かります。イメージとずいぶん違った結果ではないでしょうか?
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