新社会人は気をつけたい、先輩の機嫌を損ねる地雷ワード「若く見える」「上司に巨人の悪口→大の巨人ファン」

今春から社会人になるみなさんは、はじめての社会人生活にワクワクする一方、上司や先輩とのお付き合いに、不安を感じる人も多いのではないでしょうか。そこで、先輩社会人たちがやってしまった、上司や先輩社員との会話上のトラブル、気をつけたい地雷ワードについて聞きました。

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■結婚・年齢編

・先輩に「若く見えますね」といったら、「もう若くないってこと？」と言われた（女性／31歳／不動産）
・新人の頃、アラサー独身の先輩とのランチで「アラサーはおばさん」といってしまい、その場が凍りついた（女性／28歳／機械・精密機器）
・先輩に、「会社を辞めたいと思ったことないですか？」とストレートに聞いたら、「結婚できればね」と言われて微妙な空気になった（女性／28歳／生保・損保）
・離婚したばかりの先輩に結婚の話題を振ってしまった（男性／35歳／IT）
・芸能人の不倫の話をしていたら、上司は不倫で結婚していた！（男性／43歳／その他）
・結婚していない年上の先輩に独り身の孤独を話してしまった （女性／32歳／建設・土木）

女性の年齢、結婚や離婚、子どもの話は、身近な話題だけに、つい気軽に聞いてしまいがちですが、会社にはいろんな年代の人がいていろんな悩みを抱えているもの......。よほど親しくならない限り、こうした話題は避けるのが無難なようです。

■外見編

・薄毛の上司にヘアスタイルの話題を振った（女性／23歳／その他）
・先輩とかつらの話になったときに、「ズラにするなら、スキンヘッドにしたほうがいいよね」と言ったら、次の日に先輩がスキンヘッドにしてきた（男性／38歳／情報・IT）
・上司Aさんに「Bさんってブスですよねー」と言ったことがあった。２週間後、二人が婚約していた（男性／34歳／情報・IT）

外見上の地雷ワードとしてもっとも多くの先輩が挙げたのが、男性社員の髪（薄毛・白髪）の話題。もちろん言ってしまった人も悪気はなかったのでしょうが、本人にとってはかなり気にしている部分であることが多く、注意が必要なようです。

■趣味・嗜好編

・飲み会で巨人の悪口を言ったら、上司は大の巨人ファンだった（男性／43歳／精密機器）
・あるアーティストを好きじゃないと言ったら上司がファンだった（女性／28歳／小売店）
・ゴルフってつまんないといったら、上司がゴルフ好きだった（男性／37歳／団体・公益法人・官公庁）
・「タバコの臭いが嫌い、吸う人も嫌い」と話した先輩社員がヘビースモーカーだった（男性／21歳／食品・飲料）
・上司の愛車であるトヨタの最上級ミニバン・アルファードを「（エンジンが）Ｖ６は完全に高級車ですよね！」とヨイショしたつもりが、上司に「俺のは４気筒なんだよね......」と悲しそうに言われてしまった（男性／25歳／その他）

好きなアーティストや野球チームなど、趣味は誰もが異なっていて当然。自分とは違う好みの人がたくさんいることを知った上で、何に対しても否定はしない方針で会話を進めていくことが大切なようです。続いては、思わず本音が出てしまった地雷ワードです。

■正直すぎて......すみません編

・ある企業の悪いところを口走っていたら、隣にその企業のお客様がいた（男性／35歳／団体・公益法人・官公庁）
・「この報告書、読みにくいですね」といったら、上司の文章だった（女性／28歳／医療・福祉）
・上司の仕事のやり方に対して、思わず「卑怯ですね」と言ってしまった。もっとポジティブな意味で使いたかったのだけれども（男性／33歳／金属・鉄鋼・化学）

噂話をしていたら当人が後ろに！ なんて経験は誰もがあるのではないでしょうか。また、言葉の正しい意味を知らなかったために誤解を生んでしまうことも......。ポロリとでた失言が、人間関係を壊してしまっては困りもの。

悪気はなくても、上司や先輩にとって地雷だったことを口走ってしまっている人はけっこういるのかもしれません。探り探り話すと距離を縮めることはできませんが、せめて地雷を踏みそうな話題は避けたほうが無難でしょうね。

文　ゆりんこ

調査期間：2015年2月
アンケート：フレッシャーズ調べ
集計対象件数：社会人男女480 件（ウェブログイン式）