新人時代、先輩から教わったことで心に残っているものは?

更新:2016/01/28

社会人ライフ

新人時代、先輩から教わったことで心に残っているものは?

誰にも、仕事をする上で常に心がけている「金言」がありますよね。なかでも、新人時代に教えられた言葉は、いつまでも心に残るもの。良くも悪くも入社して最初の指導担当の先輩・上司との関係はとても重要です。社会人として働く「元新人」たちは、一体どんな先輩と出会い、どんな言葉をかけられたのでしょうか。「こんな先輩が私にもいたら......」なんて羨ましくなってしまうかも。



【まさに「金言」!】

・「仕事に雑用無し」

「雑用」と言う名前でその仕事の価値が高いか低いかを決めてはいけない。必要だからその仕事があることを理解するように。と先輩から入社当時すぐに言われた(46歳/男性)



・「他人に厳しくするならまず自分に厳しくする」

10歳上の主任に折衝を終えて指導を受けているときに言われた。(26歳/男性)



・「女性はオヤジ化してはいけない」

男性ばかりの職場で、男性に負けないように、頑張っていた時、10歳上の女性の先輩から言われた。「男性と同じように頑張ると嫉妬されるだけ。賢くなりなさい、場を和ませる女性でいなさい」と教えてもらった(30歳/女性)



・「会社で通用する人ではなく、社会で通用する人になるための仕事をするんだよ」

前の職場を退職する1カ月ほど前に、直属の上司に言われた。当時私より20年ほど先輩の方だった(27歳/女性)



【背中で語る、最高の「アニキ」】

・「何年目でも、人から学ぼうという姿勢を忘れないこと」

仕事のできる先輩は、後輩のいい所も積極的に見つけようとしていた(31歳/女性)



・「真摯に謝ることの大切さ」

一つ上の先輩が課長に真剣に謝っていて、そういう真摯に謝ることの大切さを教えてもらった気がした(24歳/女性)



こんな先輩の下で働きたい! と思える素敵な人ばかりでした。次は、直接教えられたわけではないけれど......というものです。



【後輩は見ています。反面教師!】

・「空気を読む」

私の席の前にいた人が自由な人で、周りからすごく嫌がられていたから(27歳/女性)



・「何も考えず仕事を進めようとするのはダメ」

当時の部長が、思いつきばかりで仕事していた。計画性がなく、失敗が多かった(32歳/男性)



・「こびて人間性を落とさない」

他社からきた人がそうで、顧客からも嫌われることが分かったので(50歳以上/男性)



・「お局様のいうことは絶対」

部長がお局様に頭が上がらないのを見て......(25歳/女性)



・「とにかく笑顔で対応すること」

いつもブスッとしている2つ年上の先輩をみて反面教師にしている(29歳/女性)



【良き先輩? そんなの夢の世界の話でしょ?】

・「怒られてナンボ」

自分で学んだ。一人で何もわからない状態で現場に出された(男性/28歳)



・「長いものには巻かれろ」

自分自身で学んだ(男性/25歳)



・「世代によって働き方や意識が異なること。残業が当たり前と思う世代がいること、社会人になったら酒を飲むことが当たり前と思う世代がいる」

新人時代、30代以上の先輩とよく揉めたので、身を持って体感した(26歳/女性)



何やら穏やかでない新人時代を過ごした人もチラホラ......。新人は、先輩のいいところも悪いところも見ているもの。先輩は見られていることを意識して仕事に取り組めば、自分にも組織にもいいサイクルが生まれそうですね。



文・オリスリス

アンケート:フレッシャーズ調べ(期間:2013年9〜10月)

アンケート対象:社会人500人

関連キーワード:

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ