それなんて意味? 大学生にもわからない若者言葉「TNJ女子」「ベッケンバウアー」「ウーロン茶」

更新:2018/11/01

社会人ライフ

■意味がわかっても使わない


・「しょんどい。正直しんどいの略。近くの人がいきなり使い出したから」(男性/22歳/食品・飲料内定)
・「良い意味で『やばい』はまず使わないと思っていたけど、若者が何でもかんでも『やばい』と言うので、肯定的に使われるんだなと思った」(男性/22歳/情報・IT内定)

「やばい」「ガチ」はすっかり浸透していますが、実際に使ったことがないという人も。

■意味を連想することすら難しい

・「クリぼっち。友人が今年もクリぼっちだよと会話の中で言っていたが、意味が分からず聞くと、『そんな言葉も知らないの? うちの大学じゃあ常識だよ、クリスマスを一人ぼっちで過ごすって意味だよ、これだからリア充は嫌だね』と言われた」(男性/22歳/医療・福祉内定)
・「ウーロン茶。ネットで偶然見て知りました。ウザい、ロン毛、茶髪。という意味らしいです」(女性/22歳/金融・証券内定)
・「バビ語。バ行を1文字ずつはさんで話す。テレビで見たが使っている人を1人も見たことない」(女性/22歳/ホテル・旅行・アミューズメント内定)

「ウザい」「ロン毛」「茶髪」の頭文字をとって「ウーロン茶」はなんだかうまくて感心してしまいますね。

■カタカナ言葉も難解

・「ベッケンバウアー。別件があるという意味らしい。お母さんに『こういうときベッケンバウアーって言うんでしょ?』と聞かれたが、実際にまわりの大学生が使っている姿は見たことがない」(男性/21歳/電機内定)
・「メンヘラ。友だちが言っていた。精神的に病んでいる人のこと」(女性/20歳/アパレル・繊維内定)

「ベッケンバウアー」はギャル語のようですね。もともとはドイツの元サッカー選手の名前ですが、ギャルは知っているのでしょうか。

若者さえ知らないなら、大人世代にはさっぱりわからないのでは? 半年後にはこれらの若者言葉も廃れて、もっと別の言葉が登場しているかもしれませんね。

文・OFFICE-SANGA 渡邉久美子

調査時期:2015年1月

アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:内定者300人(インターネットログイン式アンケート)

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