「ベイマックス→バトルもの!?」「ワールド・ウォーZ→ゾンビ映画!?」キャッチコピーと中身が全然違う映画

2015/02/08

付き合い・人間関係

「ベイマックス→バトルもの!」「ワールド・ウォーZ→ゾンビ映画!」キャッチコピーと中身が全然違う映画

映画ライターに聞いたのですが、「最近、宣伝と実際の中身が違うじゃん! という映画が増えているような気がする」のだそうです。洋画では、日本語の、日本用キャッチコピーを用意しますが、それが中身と違っていることが増えていない!? ということなのです。というわけで、今回はそう思われる映画を集めてみました。

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■『ワールド・ウォーZ』

「その時 守るのは 家族か、世界か?」

ブラッド・ピット主演の映画ですが、この映画の日本版宣伝は映画ファンの間に物議を醸しました。というのは、「ブラッド・ピットの映画」を前面に出して、「ゾンビ映画」ということには箝口令(かんこうれい)を敷いたのです。

そのおかげで「ブラッド・ピットが愛する家族を守るために頑張る映画」ぐらいに思った観客が、映画館で襲い来るゾンビの津波に驚愕したそうです。

また、日本版キャッチコピーに「その時 守るのは 家族か、世界か?」とありますが、ブラッド・ピット演じる主人公は、家族はとりあえず置いといて世界を飛び回ります(笑)。

■『ブルーバレンタイン』

「女は、成長していく愛が欲しかった」

「男は、永遠に変わらない愛を求めた」

日本のキャッチコピーだけ見ると、男女のすれ違いを描いた恋愛映画ぐらいに思うでしょうが、これがもうカップルクラッシャーといってもいい、メガトン級の重い映画なのです。「恋愛映画」なのは間違いないのですが、倦怠(けんたい)期を迎えた男女の行き場のない感情を描いているのです。

ここまで男と女の気持ちは離れていってしまうのかという内容で、誰もが心当たりのある部分を深く、深くえぐってきます。「夫婦」「カップル」で見るのは危険です! とてもやさぐれた気持ちになりますので。

■『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』

「準備はいいか? 頂上決戦(ワールドシリ−ズ)。」

シルベスター・スタローンを筆頭に肉体派アクションスターが集ったお祭り映画『エクスペンダブルズ』シリーズの最新作。

キャッチコピーの「準備はいいか? 頂上決戦(ワールドシリ−ズ)。」は勢いで押し切ってるような......。でも痛快娯楽作ですし、3作目ですし、こんな感じでいいのでしょうね! いい映画ですし!

■『ベイマックス』

「優しさで世界を救えるか?」

『ベイマックス』は邦題で、原題は『Big Hero 6』。キャッチコピー「優しさで世界を救えるか?」や、日本向け予告編を見ると「お兄さんが残したロボットと弟の友情の話」ぐらいに思うのですが、これが全然違うのです!

実はこの映画、主な筋立ては、予告編で主人公に思える「ヒロ」という少年を含めた5人の少年少女 + ベイマックスが悪人と戦うお話なのです。ハートフルでありますが、アクションもたっぷりなヒーロー談なのです。

■『グランド・マスター』

「ハリウッドもひれ伏す、究極のアクション・エンターテインメント超大作! 」

予告編と横に付いている惹句(じゃっく)「ハリウッドもひれ伏す、究極のアクション・エンターテインメント超大作!」を見ると、さぞかしこれはすごいアクション映画なんだろうなと思うでしょうが、これがトホホ大作!

見に行くと、男女がもめてるシーンばかりが目立ち、肝心のアクションシーンもスロー再生が多く疲れるというすごさ(笑)。ウォン・カーウァイ監督らしく映像は美しいのですが、なんだかサッパリという......。あ、それもウォン・カーウァイぽいですね(笑)。

配給会社の宣伝マンが集客のために知恵を絞った結果、「ん? なんか本編の中身とずれちゃったかも?」になってしまうのではないでしょうか。

お客さんは集めなくちゃならないけど......というところで、難しいものですね。

高橋モータース(@dcp)

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