男性→「義理チョコすらゼロ」女性→「あげる人がいない」非モテ男女には残酷なバレンタインのビターな思い出

更新:2018/04/25

社会人ライフ

男性→「義理チョコすらゼロ」女性→「あげる人がいない」非モテ男女には残酷なバレンタインのビターな思い出

毎年2月に入ると、バレンタイン一色に染まる街。最近は、本来の「本命チョコ」のほかに、義理チョコが発展した「友チョコ」「自分チョコ」など買う理由も多様になりました。一方で、バレンタインはモテない人にとってはトラウマになるような残酷なイベントでもあります。そこで、働く社会人の皆さんに、バレンタインデーにまつわるビターな思い出について聞いてみました。

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■学生時代のほろ苦い思い出

・中高は男子校だったのでもらったことがない(男性/50歳以上/その他・サービス業)
・下駄箱にチョコが入っていなかった悲しみ(男性/27歳/運輸・倉庫)
・2月14日は一日そわそわし、結局もらえず次の日元気がない(男性/27歳/警備・メンテナンス)

「もしかして」と期待しつつ、なかったときのガッカリ感。学生時代の苦い思い出は、やはり大人になっても覚えているものですね。一部のモテモテ男子以外は、誰しもが経験しているのではないでしょうか!?

■周りはモテているのに自分だけ......格差を実感したとき

・友達の中で自分だけもらえなかった(男性/26歳/農林・水産)
・休み時間、男友達ですら一緒に居られなかったことがある(男性/43歳/機械・精密機器)
・弟はたくさんもらっているのに、自分はもらわなかったとき(男性/28歳/食品・飲料)

友人がどんどん呼び出されていくのに、自分だけ教室に取り残される......という男子にとってありがちなシチュエーション。弟がモテるのも兄としては複雑な思いがあるはず。みんながもらえなかったら、まだ「バレンタインはファンタジー」と思い込めるのですが、身近な人がモテまくっていると、嫌でもリアルな現実を突きつけられる分つらいですよね。

■義理チョコすらもらえない

・チョコをもらえる雰囲気が1日通じて全くしない(男性/23歳/機械・精密機器)
・部活で、みんな義理でもなんでももらっているのに、私だけゼロが3年間続いた(男性/35歳/機械・精密機器)
・クラスでみんなにチョコを配っている子から、自分はもらえなかったこと(男性/32歳/マスコミ・広告)

「本命チョコもらえるかも」→「義理でもいいか」→「義理もないのかよ!」というありがちな三段落ち。しかも、みんなに配っているのになぜか自分だけ飛ばされたら、トラウマになっても仕方ないですね......。

■現実逃避型

・バレンタインデーがあること自体、忘れていたぐらい気に留めていなかったことはある(男性/35歳/情報・IT)
・バレンタインデーがいかに市場の作り上げた戦略であるかということを考えてしまうとき(男性/27歳/学校・教育関連)
・中学生のころ、モテない男子が自分たちで、コンビニでチョコレートを大量に買い込んで教室でパーティーをしていたのを見た(女性/27歳/小売店)

人間あまりにもつらいと現実逃避をしてしまうもの。バレンタインデーがチョコレート会社の戦略と思い込んでも、もらえなかったときのむなしさは変わらなさそう......。

■義理でもギリセーフ!?

・義理で職場の男性に配布されただけなのに、少し喜んでいる自分がいた......(男性/27歳/自動車関連)
・ある年に貰ったチョコがコンビニでのオマケ1個だったとき。ゼロだったら気に留めなかったのに......(男性/34歳/金属・鉄鋼・化学)
・あまりもらいたくない人から、お返しを期待したのか何人かで分けるタイプのチョコをもらった(男性/50歳以上/情報・IT)

同じ義理チョコでも悲喜こもごも。ホワイトデーのお返しも考えなくてはいけない分、「だったら、もらわないほうがいいよ!」ということもあるようです。

■おじさんだってチョコは欲しい!

・会社の義理チョコももらえなくなった(男性/44歳/金属・鉄鋼・化学)
・40過ぎると義理チョコすらもらえなくなった(男性/47歳/建設・土木)
・もらったチョコレートがみんなよりも少なかった(男性/50歳以上/団体・公益法人・官公庁)
・最近、娘にも奥さんにチョコを忘れられている(男性/50歳以上/電機)

年配の男性に対して、「甘いものが苦手なのでは?」などと気を利かせて渡さない場合もあるかもしれませんが、もらえなくなったことを気にしている人も多いようです。ただし、「義理チョコで、倍返しのお返しを求められた」(男性/48歳/通信)という意見もあることから、下心まる出しの義理チョコではなく、日ごろの感謝の気持ちを添えると喜んでくれるかもしれませんね。

受け身となる男性側の悲しい意見は聞きましたが、では、あげる側の女性はバレンタインで「モテない」と実感することなんてあるのでしょうか? 女性側にも聞いてみました。

■女性も感じる「バレンタインのモテない」〜本命チョコ編〜

・本命にフラれた(女性/23歳/その他・専門サービス)
・付き合っている彼にさえ、バレンタインにチョコを受け取ってもらえなかったとき(女性/30歳/医薬品・化粧品)
・渡そうと思ったら、チョコは嫌いだからと断られた(女性/28歳/機械・精密機器)

あげる側だってドキドキのバレンタイン。気を張って本命チョコをあげたのにまさかの失恋は、相当ショックでしょうね......。

■女性も感じる「バレンタインのモテない」〜義理チョコ編〜

・本命チョコを作る相手がいないとき(女性/23歳/情報・IT)
・女子同士でみんなは友チョコを交換し合っているのに、自分は蚊帳の外だった(女性/32歳/商社・卸)
・チョコを作るセンス、選ぶセンスがない(女性/41歳/マスコミ・広告)

女性は「チョコをあげる相手がいない」ことに関して、自分がモテないということを間接的に実感することもあるようです。また、「欲しがってくれる人がいない」(女性/30歳/電機)ことで、「自分は求められていない」と思い込む、消極的な女性も多かったです。

というわけで、男性だけでなく、女性も「モテない」を実感することが多いことがわかった今回の調査。「義理チョコももらえないけど、恋人がほしい!」という男性は、今年はぜひ「逆チョコ」をしてみてはいかがでしょうか? シャイな女性ほどあなたの気持ちを待っているかもしれませんよ。

文●もにょるん

調査期間:2015年1月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人男女 500件(ウェブログイン式)

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