人生、何もかも思い通りになれば嬉しいですが、なかなかそうはいかないもの。特に仕事においては、理想と現実にギャップを感じている人も多いのではないでしょうか? 本当にやりたい仕事ではない職業につく可能性もありますよね。今回は、社会人が感じている「本当にやりたい仕事とのギャップ」について聞かせてもらいました。
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Q.自分がやりたいと思っている仕事と、実際に現在やっている仕事の間にギャップを感じていますか?
はい......113人(22.6%)
いいえ......387人(77.4%)
8割弱の人が「ギャップはない」と回答。現在の仕事に満足している人が多いようで、まずは何よりです。ただ、2割程度ではありますが、「ギャップを感じている」と回答した人も。それは一体どんなギャップなのか、具体的に聞いてみました。
■本当にやりたかった仕事ではない!
・本当は人と関わらずに黙々とできる事務などをやりたいが、実際は接客もしなければならない受付事務をしている(女性/25歳/金融・証券)
・そもそも業種が全く違う。理想の業種には就職できなかったから諦めている(女性/29歳/金属・鉄鋼・化学)
・設計の仕事につきたかったのに、何故か品質管理系に配属になった(男性/41歳/自動車関連)
・現場に出ていきたいが、裏方業務が多い(男性/37歳/通信)
希望の職に就くだけでも大変。その上、希望通りの部署に配属されるとは限りませんから、「本当にやりたい仕事をする」というのは難しいことですよね......。
■待遇に不満がある
・キッチリ定時に終わる仕事に就きたかった(男性/35歳/情報・IT)
・収入が足りていない(男性/47歳/ソフトウェア)
勤務時間や収入の面でギャップを感じている人も多い様子。景気が回復傾向にあるという話も耳にしますが、一般人がそれを実感するのは、まだまだ先のことかもしれません。
■なんか、こう......違う!
・もっと派手で儲かる仕事がしたかったのに、実際はしがないサラリーマン(男性/35歳/機械・精密機器)
・もっと貿易や世界と繋がる仕事といった、ダイナミックなことをしたかった。今は小さいことをただ積み重ねるだけの毎日な気がする(女性/23歳/食品・飲料)
・今の仕事は部署のみんなの雑用で、全くやりがいを感じない(女性/25歳/情報・IT)
雑用や「小さいことの積み重ね」も大切なお仕事。ただ、それを繰り返す毎日の中でモチベーションを維持していくのは、難しいことでもあります。
みなさん、それぞれにいろいろなギャップを抱えているようですね。しかしただギャップを嘆くだけでは、いつまでたっても満足のいく仕事をすることはできません。ギャップを埋めるべく、努力している人たちもいます。その方法をご紹介しましょう。
■少しずつ変えていきたい
・自分はもっときっちりやりたいけれど、会社のシステム上なあなあにやらないと進まないものがある。システムから変更してもらえるように、発言力や地位のある方たちに、ちょこちょこ軽い感じを保ちつつ訴えている(女性/28歳/自動車関連)
会社のシステムに不満を持っている社会人は多いことでしょう。声を上げ続ければ、きっといつかは届くはず。
■勉強あるのみ
・在宅で仕事をしたいが、どうしたらいいのかがわからない。キャリアアップのための、スクールに通うことに決めた(女性/28歳/その他)
・もっと専門性を高めたい、楽しいけどなんとなく物足りない。専門知識を深めるために勉強会に参加している(女性/30歳/学校・教育関連)
社会人になっても、その気になればいつでも学ぶことはできますよね。何かをはじめるのに、遅すぎるということはありません。
■まずは、今できることから
・自分は接客をしたいのに、全くお客様に接することがない事務をしている。電話応対など、数少ない接客に力を注いでいる(女性/25歳/金融・証券)
・現場に出ていきたいが裏方業務が多い。裏方でも現場を重視するようにしている(男性/37歳/通信)
やりたい仕事とは違っても、その場所で一生懸命頑張っていれば、必ず見ていてくれる人がいるものです。与えられた環境でがんばりましょう!
■いつかできると信じて......
・もっと世界で活躍できる仕事がしたいのに、実際の仕事はとても地味に感じる。地味な仕事でも一生懸命にやって、いつか自分のしたい仕事ができればと思っている(女性/30歳/団体・公益法人・官公庁)
コツコツ仕事を積み重ねることが、理想の実現につながっている。そう思えば、仕事に対するモチベーションも上がりそう。
仕事のことで思い悩んだら、今回紹介した「先輩社会人たちが感じているギャップ」を思い出してみてはいかがでしょうか? 理想とのギャップに悩むことも多いですが、「そう感じているのは自分だけではない!」と思えば、ちょっと心強いですよね。
文・OFFICE-SANGA 森川ほしの
調査時期:2014年8月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人男女500人(インターネットログイン式アンケート)
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