思い返してみれば......学生時代の夏休みって、何してた？　「同じ友人と、毎日同じファミレス」「集中講義で卒業単位稼ぎ」

学生時代の長い長い夏休みはとても贅沢なもの。社会人にとっては喉から手が出るほど欲しい長期休暇ですが、学生時代はそのありがたみに気づかず、ただダラダラと過ごしていたものです。では、実際に学生時代に何をしていたでしょうか。社会人に聞いてみました。

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■夏休みは稼ぎ時！

・アルバイトをして、海外旅行資金を貯めていた（女性／31歳／生保・損保）
・バイトをして、よく飲み会を開いていました（男性／28歳／建設・土木）
・今思うともっと遊べばよかったと思うほど、毎日のようにバイトに行っていた（女性／30歳／金融・証券）

遊ぶため、学ぶためなど、資金を稼ぐ目的に違いはあるものの、夏休みのほとんどをアルバイトに費やしたという人は多いようですね。授業スケジュールを気にせずシフトを入れることができる夏休みは、まさに稼ぎ時です！

■ダラダラできるのも、学生の特権!?

・昼寝ばかりして、惰眠を貪っていた（男性／30歳／機械・精密機器）
・暑いのが苦手だし日焼けしたくもないので、家に引きこもっていた（女性／26歳／金融・証券）
・同じ友人と、毎日同じファミレスに入り浸っていた（女性／28歳／金属・鉄鋼・化学）

ただダラダラ過ごす。これも、学生時代の夏休みだからできる過ごし方かもしれません。ある意味、有意義!?

■ひたすら好きなこと三昧

・友達とカラオケ三昧（男性／29歳／食品・飲料）
・ひたすらゲームをしていた（男性／34歳／その他）
・読書三昧（女性／30歳／その他）

好きなことを、好きなだけする。大人になると、そんな自由が懐かしくなりますよね......。

■大学生の夏と言えばサークル活動！

・サークル活動のよさこいに熱中しており、高知や原宿などのよさこい祭りで踊っていた（女性／25歳／小売店）
・サークル活動。人力飛行機を作ったり、大学主催の子供むけイベントの手伝いをしていた（女性／31歳／情報・IT）
・演劇のサークルに入っていたので、練習ばかりしていた（男性／31歳／小売店）

大学ではサークルに所属して頑張っていたという人も多い様子。気の合う仲間たちと過ごした夏休みは、かけがえのない思い出となっていることでしょう。

■勉学、資格取得に励んだ夏休み

・資格取得のため、講習に行った（女性／32歳／学校・教育関連）
・集中講義で卒業単位稼ぎ（女性／23歳／自動車関連）
・自動車免許の取得（男性／29歳／運輸・倉庫）

夏休みを勉強や資格取得に費やせば、その後の学生生活や就活で活きてくるもの。社会人になって自分の学生生活を振り返り、「休みをもっと有効に活用しておけば......」なんて後悔している人もいるのでは？

■学生時代の夏休みだからできた旅

・青春18切符を使って、各駅停車の旅行（男性／33歳／機械・精密機器）
・東北地方一周の旅（男性／30歳／機械・精密機器）
・お金がなくて、ひたすら家の周りを散歩（女性／25歳／その他）

たとえお金がなくたってOK！　散歩だって立派な旅!?　社会人になれば新幹線や飛行機に乗るお金は手に入るけれど、鈍行で、徒歩で時間をかけて旅をするゆとりがある。それはやはり、学生の特権です。

みなさん、学生時代には思い思いの夏を過ごされていたようですね。それでは、社会人である現在、学生時代のように2カ月近くもの夏休みがもらえるとしたら......。何をしたいですか？

■とにかく旅行へ行きたい！

・絶対に海外旅行へ出かけます！（女性／30歳／その他）
・実家の両親を旅行に連れて行きたい。できれば彼氏も一緒に（女性／32歳／運輸・倉庫）
・海外に住んでいる友人に会いに行く（男性／32歳／運輸・倉庫）

社会人になれば、「やりたいけれど、できないこと」が増えてしまいます。その代表的なものといえば、やはり旅行。2カ月は無理でも、いつか実現できると良いですね。

■日ごろはできないことを......

・ゲームと漫画をずっとしていたい（男性／30歳／商社・卸）
・将来のことを、じっくり考えたい（女性／28歳／アパレル・繊維）
・副業をして、少しでも稼ぎたい（女性／27歳／金融・証券）

仕事に忙殺されていると、じっくり自分のことを考えたり、好きなことに夢中になったりする時間が取れません。特別なことは何もせず、ただ休む。それもストレスの多い現代人には必要なことかもしれませんね。

大人になってしまった今は「夏休みの過ごし方」なんて、毎年同じ......という人も多いのでは？　学生に比べて、短いからこそ濃厚な時間を過ごした者勝ち。今年は一つ、その使い方にこだわってみてはいかがでしょうか。

文・OFFICE-SANGA 森川ほしの

調査時期：2014年7月
アンケート：フレッシャーズ調べ
集計対象数：社会人500人（インターネットログイン式アンケート）