電車内メイク論争、「あり派」vs「なし派」それぞれの言い分

駅に貼られた「電車内でメイクをするのはやめましょう」と呼び掛けるポスター。でもたまに、熱心にメイクに取り組む若い女性を見かけますよね？ おばさま世代はあまりしていない「電車内での化粧」を、20〜30代の女性たちは実際どう思っているのでしょうか？ 聞いてみました。

Q.電車内でメイクをするのはあり？ なし？

あり　19％　（61人）
なし　81％　（256人）

「なし」が8割を越える結果に。ポスターの指摘と同じく、同世代の女性も電車内でメイクすることを快く思っていない人が大多数のようです。あり派となし派のそれぞれに、意見を聞いてみました。

■「なし派」の意見

まず目に付くのが「迷惑だ」という意見。

・みっともない！（22歳）
・見苦しい（22歳）
・下品だと思う（22歳）

ややキツ目のコメント多し......。多くは語らず、「マナー違反！」のひとことで、ばっさりです。面と向かって注意こそしないものの、周囲のみなさんの心はザワザワしている模様。その他、次のような意見が寄せられました。

・電車は化粧する場所ではない（33歳）
・メイクの粉が飛んでいやだから（26歳）
・においがきつい（23歳）
・隣の人の服を化粧品で汚してしまう可能性がある（32歳）
・化粧は服を着替えるのと同じことだと思うので、人前でするのは恥ずかしい（30歳）
・うまく隠している様子を見られたくないから（22歳）
・化粧中の女性の顔が怖い（32歳）
・目を見開きながらアイメイクをしている姿は、はしたないと思う（22歳）
・変顔をよく人前にさらせるなぁと思う（31歳）

電車内はあくまでも公共スペース。モラルを求められる場所です。至近距離だとファンデ、アイシャドウなどの粉が飛んでしまいますし、本人には爽やかに思える香りも、他の人にとっては異臭になってしまう可能性もありますよね。また、自分のメイクは恥ずかしくて見られたくないという意見も見受けられました。

一方、「電車内でのメイクはあり」という人の声を紹介します。