内定者たちが厳しい就活を乗り切るまでには、さまざまな挫折や心が折れそうになる瞬間があったはず。そんなとき、誰かの言葉に励まされて、一歩前に進めたことも多かったのではないでしょうか。内定を決めた学生300名に、誰からのどんな言葉が一番胸に響いたか聞いてみました。
【身近な人のひとことで気が楽に】
・「なかなか選考が進まないとき、母親から言われた『何社もいらない、たった一社から内定もらえればいいのだから』という言葉」(女性/運輸・倉庫業界内定/大学院)
・「就活がうまくいかず私がどん底まで落ちていたとき、彼氏が『ずっと一緒にいるから大丈夫。これからのことは一緒に考えていこう』と言ってくれた。ダメな自分をも受け入れてくれる人がいることにとても救われた」(女性/生保・損保業界内定/4年制大学)
頑張ってもなかなか結果が出ないと、落ち込んで前向きな気分になれなくなるもの。そんなとき、上の例のような家族や恋人の何気ないひとことですっと肩の力が抜け、気持ちが楽になることも多いようです。
【肩を押してくれた友の言葉】
・「第一志望の企業の面接で仲良くなった友人。私は落ち、その友人は内定しました。そしてその友人から『お前の夢は俺が背負うから、お前はお前を成長させてくれる企業ででっかくなれ!』と励まされました」(女性/生保・損保業界内定/4年制大学)
相手の立場や悔しさが分かっているからこそ言える、ストレートなメッセージですね。第一志望の企業に落ちてしまったことは残念ですが、このような友人を得たことは、かけがえのない財産と言えるでしょう。
【面接官に認められて】
・「面接官に『なぜ君のような人が今まで落とされているか分からない』と言っていただき自信がついた。結果、その企業に内定をいただけました」(男性/金融・証券業界内定/4年制大学)
・「面接官に『君は一つしっかりと筋が通っているね。○○さんのような人には、仕事を任せたいと思える』と言われ、自分が今までやってきたことは間違ってなかったと自信が持てた」(女性/情報・IT業界内定/4年制大学)
厳しいイメージのある面接官ですが、真摯な姿勢で就活に臨んでいると、面接官から認められたり、温かい言葉をかけてもらったりすることも。こうした経験は、確かな自信や就活を続ける力につながるようです。
大変なときだからこそ響く、心のこもった励ましの言葉。どの内定者にも、それぞれ心に残る誰かの言葉があったようです。まだ就活中の皆さんにも、必ず支えてくれる人や肩を押してくれる人がいるはずです。面接先での新たな出会いや周囲の人間関係を大切にして前向きな気持ちで就活を続けていけば、きっと道は開けるのではないでしょうか
文●本居佳菜子(エフスタイル)
調査期間:2011/9/9〜2011/9/29
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