いよいよ始まる社会人ライフ。その第一歩が入社式です。初出社の日は緊張するかもしれませんが、何事も最初が肝心です。入社当日の流れ、持ち物など入社式マナーをおさらいしておきましょう。今回は、入社式前に知っておきたい基礎知識を余すところなくご紹介します!
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・はじめに
内定後の期間を、思いきり満喫したという人も多いことでしょう。入社式以降は責任ある社会人としての日々が待っています。気持ちの切り換えはできていますか? ちなみに、入社式が3月末だったり4月2日だったりしても履歴書に書く場合は、4月1日入社となります。(※入社が6月や9月の人はその例には当てはまりません。)つまり4月の1日からのあなたは、"社会人"であり"会社人"であるわけです。
仕事をして、報酬を得る。これだけシンプルに言うと、アルバイトも正社員もしていることは同じように感じられてしまうかも。けれどもその差はとても大きいもの。アルバイト先を見つける苦労と、就職先が決まるまで苦労では大違いであるように、そこから先に生まれてくるものにも大きな違いがあります。それは責任の重さであり、 またやりがいの大きさでもあり……。企業はアルバイトのときのようにあなたの時間にお金を払うのではなく、あなたの資質(成長という期待を含めて)にお金を払うのです。社会に会社が貢献し、その会社にあなたが貢献する。社会を形づくる一員として得る報酬。あなたが手にするのは、そんな報酬なのです。そう考えると、仕事にも広い視野で、受け身ではなく能動態で取り組むべきでしょう。
あなたがその会社に入社してしたいことについて、 就職活動時にさんざん考えたはず。それらが入社した途端に"絵に描いた餅"になってしまった、なんてことがないように、常に初心を忘れないでください。当然のことですが、入社式はゴールではなく、 スタートです。内定してホッした、うれしかったというのは正直なところでしょうが、その先にはまだまだ続きがあります。あなたの社会人生活という物語を紡いでいくうえで、入社式は大切な第一章。入社希望時の志や、内定をもらったときの感謝の気持ちや喜びを胸に刻み、キリリと入社式に臨もうではありませんか!
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社会人としての心構えができたら、次は入社式の具体的流れをつかみましょう。大切な日なのにボーっとしてたら、終わってたなんてことのないように・・・それから、コレは常識中の常識ですが、ケータイの電源はオフにしておくこと!
1.社長あいさつ、祝辞……その内容は目新しいというよりも、もっともだ、と感じる話のはず。でも社会人生活の基礎となる話とも言えるので、しっかり耳を傾けましょう。先輩からの祝辞も新たな出発の励みになります。
2.入社辞令授与……会社の一員として正式に認めるという書面を受け取り、この会社に入社したんだという実感もひとしおの場面。
入社辞令書例。配属が研修後の場合は、「4月1日をもって当社の社員に採用いたします」という言葉が入ることが多い。
3.新入社員による答辞……企業により、答辞のあるなしはまちまちですが、代表者の読む答辞はあなたの答辞でもあることを肝に命じて。
4.記念写真撮影……はしゃぎすぎ、緊張しすぎはどちらも損。胸に秘めた希望や決意は、表情にもあらわれるモノです。
5.オリエンテーション……主にそれぞれの業務の概要等について触れます。メモするところは、しっかりメモを。
6.懇親パーティー……これから仕事をともにする仲間たち、あるいは上の立場の人たちとも親交を深める場。
「答辞を依頼されたのですが、どのようなことを話せばいいのでしょうか」……編集部にも相談のメールが寄せられました。選ばれた人は今から緊張しているようです。答辞とは「学生から社会人になる決意表明」。その気持ちが 素直に出ていれば形にこだわることはありませんが、 各社の人事部へ聞いたところ、「あらかじめ読む予定の文章を提出してもらい添削をしている」、または「例文を渡している」、といったところがほとんどでした。もし、当日、余裕が出たようでしたら即興で社長の言葉(祝辞、訓示)をうけた一文を いれるとよりナイスになります。聞いているみなさんもしっかり答辞に耳を傾けて、決意を新たにしましょう。
1.身元保証書……すでに提出済みの場合を除く。一般的に2人の保証人のサインを受けて提出。
2.卒業証明書……ほとんどの大学で3月中旬までに郵送、提出済みですが、済んでいない場合は、大学に発行してもらい提出。
3.国民年金手帳……65才以降、働いて積み立ててきた年金が支払われることになります。入社と同時に年金手帳を会社に提出し、後は一括して会社の金庫で管理するところがほとんどです。
4.機密情報/発明・著作物に関する同意書……IT関連、開発業務など、業種や職種により社外秘事項等についての書類提出が求められます。
1 .印鑑……給与を振り込むための口座を申請する場合に必要。預金通帳従来からの使用口座を給与口座とする場合には持参。
2 .筆記用具……覚えられるからいいや、人に尋ねればいいや、の姿勢は禁物。きちんきちんとメモることは、ビジネスマナーの初歩です。ペンの色は黒または紺で。
<あると便利な持ち物>
1.大きめのカバン……当日は大切な書類も持ち帰ります。小脇に抱えて、のスタイルでは、電車に乗った時や懇親パーティーのどさくさで無くさないとも限りません。
2.小型ミラー……当日に写真撮影のあるところでは、素早く直前チェックしたいもの。その際もなるべく人目につかないところでしたいものですが。
3.ウェットティッシュ……せっかくのスーツを懇親会で汚してしまった、なんてことにならないために。自分が使わなくても、身近な人にあげる場合も。
大事な給料が振り込まれる口座。今まで使っていた口座でも大丈夫?
給与振込口座については、特別な理由がない限り、その会社が取引をしている銀行のひとつに口座を開くよう打診してくるところもあります。その打診に沿えない場合、振り込みを希望する銀行の預金通帳(つまり今までの使用口座でも可の場合アリ)を持って行くことになります。その際には、きちんと支店名などを確認しておくこと。
色々な金融機関に口座を持っている人はこれを機に口座を整理しても良いかもしれません。これから毎月のお給料が振り込まれる口座は、お得なものをよく考えて選びたいものですね。また、行員として就職する人は、その勤め先の銀行に口座を開くことになります。口座の開設については、オリエンテーション時に銀行の方が見えて、詳細を説明してくれる場合もあります。
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