日本人の平均年収400万円だと税金負担はどれくらい!? 結局手取りはいくら?

更新:2022/01/17

税金・年金

日本人の平均年収は400万円と言われています。みなさんのなかには、年収400万円といっても、所得税や住民税などの税金を引いた手取りがどれくらいになるのか気になるという方も多いのではないでしょうか。今回は、この平均年収の人の税負担と実際の手取りについて考えてみましょう。

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その人が結婚しているか、子供はいるのか、会社勤務なのか自営業なのかなど、いろんなパラメーターによって税金と手取りは変わってきます。

今回は以下のような設定で計算してみました。

・東京都練馬区在住である。
・40歳未満である(介護保険料は負担しないで良い)。
・結婚していない。扶養家族はいない。
・サラリーマン(給与所得者)である。
・年収400万円の内訳は「月額給与25万円 + 年2回の賞与(1回分が2カ月分)」。
まず社会保険料として以下の負担があります。

●健康保険料
●厚生年金保険料
●雇用保険

負担の料率は、
健康保険料......標準報酬月額の9.97% (平成24年3月分〜 適用)
厚生年金保険料......標準報酬月額の17.474% (平成26年9月分〜平成27年8月分 適用)

なのですが、サラリーマンの場合は、負担額を労働者と事業者(会社)で折半します。全額自分の持ち出しでない分まだましですね。

「標準報酬月額」というのは、「あなたの給与の額面が○○○円-△△△円の場合は×××円になります」と設定されている金額のことで、この「×××円」を基にそれぞれ負担する保険額が変わってきます。

今回の、額面25万円の月額給与の場合には、

標準報酬月額が「26万円」となります。これを当てはめると負担する金額は以下のようになります。

●健康保険料:1万2,961円
●厚生年金保険料:2万2,716円
雇用保険の金額は額面給与の1.35%で、そのうち雇用者が負担するのは額面給与の0.5%ですから、
●雇用保険:1,250円

となります。

次に、社会保険料の負担をまとめてみましょう。

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