実習に追われる日々、軸なし就活からの大逆転!夏から動き出す人のための「納得内々定」獲得メソッド
本格的な夏を前に「これからの就活、どう進めよう」と、毎日モヤモヤしていないでしょうか。
「まだ内々定が1つもない」「もう応募できる企業は少ないのでは?」と、悩んでいる学生さんに向けて「【夏採用スタートダッシュ】先輩の成功事例から紐解く『納得内々定』獲得セミナー」が開催されました。
昨年の夏に「納得した内々定」を獲得した先輩たちの成功事例をもとに、就活をより効率的に進めるためのコツが公開されたので、セミナー中に寄せられた質疑応答とともに紹介します。
先輩たちのリアルな体験談が大きなヒントに!
セミナーを開催したのは就活エージェントサービスの「マイナビ新卒紹介」。就活に取り組む学生さんたちをサポートしているキャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザー4名が、企業視点をはじめとするさまざまな観点からアドバイスしました。
特に、昨年の同じ時期に同じような悩みを抱えながら、短期間で心から納得できる「内々定」を獲得した先輩たちのリアルな体験談は、きっとモヤモヤ解消の大きなヒントになるはずです。
今回のセミナーでは、3つのケースが紹介されました。
いずれも、面接がうまくいかない、自分に向いている職業が分からないと悩み、実習と就活との両立に焦っていた学生さんたちの実践例です。
記事内の図版はすべて「マイナビ新卒紹介」の提供
やりたいこと、強みをあらためて言語化!
「1例目の学生さんは、大手企業の選考を一通り経験したものの内々定獲得はなく、もっと自分にマッチする企業と出会いたいと新たなスタートを切るタイミングでした」と説明するのは、キャリアアドバイザーの岸さん。
「学生時代に素晴らしい経験を重ね、スポーツ業界で活躍したいという熱い想いをお持ちでした」
そこで、本人の強みややりたいことを言語化して整理し「スポーツで人の生活を支える」という就活軸が完成。
企業へ想いを魅力的に届けるため、回答の組み立て方、伝え方をブラッシュアップしていきました。
結果的に、希望する企業の説明会・選考会から1カ月弱で「内々定」を獲得。心から納得して就活を終了したとのことです。
「就活を終了できた理由は、3つあります。1つ目は、就活軸を実現できたこと。2つ目は、先方企業の丁寧な対応から、働くイメージと安心感を持てたこと。3つ目は、将来のキャリアパスを具体的に描けたことです」(岸さん)
もともと不安が大きかったものの、しっかり着実に行動することで短期間での内々定獲得につながったというわけですね。
実習と就活の両立は大変!?
2例目は、教育実習に行っていたので就活が思うようにできなかったと悩んでいた学生さんです。
「実習に参加して、思い描いていたイメージとのギャップを感じ、学校以外の民間企業にも興味を持たれていた時期でした」と、キャリアアドバイザーの大久さん。「教育業界を中心に見ていたので、他に自分に合う業界が分からず、不安を抱えていました」
もともと教育業界を志望していた理由は「相手に寄り添う課題解決がしたい」とのことで、これが就活軸になりました。
そして、6社を検討する中でメーカーのソリューション営業職が自分の就職軸を実現できると気づき、志望度が高まったとのことです。
7月上旬の説明会に参加し、1次選考、最終選考を突破。7月下旬には、念願の「内々定」の連絡が届きました。
企業からも選考ごとに丁寧なフィードバックがあり、自分がどう評価されたのかを深く理解できたことも、入社したいという決断・安心感につながったと大久さんは分析しています。
実習や学業と並行しながらの限られた時間の中でも、自分の価値観をしっかり見つめることで視野を広げて新たな業界や職種を見つけられたリアルな体験談ですね。
就活初心者が1カ月で「内々定」獲得へ!
最後の事例は、やりたいことが明確に決まっておらず、就活に対するモチベーションもあまり高くなかった学生さんです。
当初、就職軸として挙げていたのは、実家から通える距離、休みがしっかり取れるなど条件面を重視したものでした。
このようにほぼ就活初心者ながら、結果的には応募から1カ月の短期集中で就活を終了! さて、どのようなプロセスだったのでしょう。
まず力を入れたのは、福利厚生以外の就職軸の明確化。
リクルーティングアドバイザーの樋山さんは「自身の強みとマッチする職種を深く理解されていきました」と、振り返ります。
「さらに、学生さんのそれまでの学びや適性を仕事内容と結び付けて伝えられるようエントリーシートの書き方、面接対策にていねいに取り組みました」
そして、自身が活躍するイメージを描ける企業への就職を決断でき、両親にも自信を持って報告できたそうです。
1つずつ整理していくと、前向きに就活を進められるという点が印象的ですね。
データが証明する「夏採用」のチャンス
先輩たちの成功例に共通している、「納得内々定」を短期間で獲得するためのポイントは、大きく3つあると岸さんは指摘します。
「1つ目は、価値観・やりたいことの言語化。過去の経験を振り返りながら、自己分析を深めていくことが大切です。2つ目は、経験や適性を生かせる職種・企業とマッチングできるかどうか。条件と仕事内容の両方がそろって初めて納得した決断ができます。3つ目は、1人で抱え込まずに家族や学校、エージェントなどを積極的に頼ること。周囲のサポートをフルに活用して短期間での就活にしましょう」

成功事例も、活動のコツも分かったけれど、自分にはどう生かしたらいいのだろうという疑問は残ったままかもしれません。
岸さんは、マイナビの調査データをもとに先輩たちの動向について説明を続けました。「入社先の採用情報に初めて触れた時期については、6月〜7月が大きな山になっています」
2027年卒向けの説明会を、6月以降も開催している企業はまだまだ多く、ほとんどの企業が年内は採用活動を継続する予定です。

もう応募できる企業は少ないのではと感じていた学生さんにとっては、あらためて背中を押される情報ではないでしょうか。
何社受けるべき?リアルな質問にアドバイス!
質問タイムに寄せられた「今から就活を始めますが、何社くらい受ければいいですか」という質問には、岸さんが「10社ほど受けてみてはいかがでしょう。ある程度の選択肢を見ておくと自分に合う企業の軸や判断基準が明確になります」と回答しました。
さらに「どうしても緊張が表情に出てしまいます」という悩みには、樋山さんが「考えを整理する、考えを言語化するなどの事前準備がどれくらいできているかによっても当日のパフォーマンスは変わってきます。準備次第で自信につなげられます」と、アドバイスしました。
コツコツと着実に事前準備に取り組む。それが結局は、夏採用で「内々定」にたどり着く一番の近道のようです。
暑い夏に届く、熱い結果を応援しています!

























