企業に評価される面接のポイントは?成功事例から分析する、就活のモヤモヤ攻略法

清水奈緒子

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就活の情報解禁から1カ月。「面接では緊張して頭がまっ白になった」「小論文はどう対策したらいい?」など、実際に体験したからこその疑問や悩みが生まれる時期でしょう。

そんな2027年卒の学生さんに向けて「【質問し放題】就活の今のギモンを一気に解消!面接のリアルな事例公開+本音Q&Aセミナー」が開催されたので、たくさん寄せられた質問に具体的な事例も含めた回答を紹介します。

面接の通過率が上がる評価の仕組みは?

セミナーを開催したのは就職エージェントサービスの「マイナビ新卒紹介」。日頃から学生さんたちをサポートしている3名の社員が、就活に成功した学生さんの共通ポイントなどを分析しながら、個別の質問にアドバイスしました。

 セミナー前半のテーマは「面接の通過率が上がる評価の仕組みを理解する」です。

そもそも自己分析や企業研究がなぜ大切なのかが分からないという学生さんが多いと指摘するのは、キャリアアドバイザーの平野氏。

同氏は、面接対策のポイントは「根拠×伝え方×人柄」のかけ算で、どれか1つが欠けても全体的な評価がなかなか伸びないと説明します。

記事内の図版はすべて「マイナビ新卒紹介」の提供

「根拠」とは、自己分析や企業研究を通して、自分がその会社でどう活躍できるかを言語化すること。

また「伝え方」は、面接において質問の意図をしっかりつかみ、端的に分かりやすく話すこと。相手に伝える力は職場で最も使うスキルですと平野氏は指摘します。

「人柄」は、清潔感や表情、姿勢、声色など面接時の言語以外のすべてで「一緒に働きたい」につながる情報だと語ります。

 「話の内容はもちろん伝え方と見え方もセットで磨いていきましょう」(平野氏)

企業に伝わりやすいアピールテーマは?

面接対策3つのポイントのうち、もっとも即効性が高く、かつ一番重要な「自己分析」について、キャリアアドバイザーの中川氏から実際の学生さんの事例紹介とともに解説がありました。

 「なかなか企業からの評価が得られないと悩んでいた、自動車業界志望の学生さんの例です。一番の課題は、自分がアピールしたいことと企業が求めている点にギャップがあったことでした。当初は個人の努力をテーマにしていましたが、チームで働くイメージが伝わりにくかったんです。そこで、集団における経験にフォーカスしたところ、企業側が求める人物像と合致して内々定を獲得できました」

平野氏は「努力を継続できるのはもちろん素晴らしい!ただ、就活では仕事でも同じように成果が出せるかという『再現性』が強く求められます!」と、強調します。

「個人の努力のストーリーを集団での再現性のある行動に変えるだけで、ご本人の魅力が企業に伝わりやすくなります!」

自分の強みを見つけるポイントは?

企業の評価ポイントと自分のアピールポイントにギャップがあるかもしれない、自分自身の強みに気づけていないかもしれないという課題があるのは分かっても、どうしたらいいのかという次の疑問に行き当たりますよね。

 そこで、平野さんが紹介したのが「ジョハリの窓」という心理学モデルです。

「ジョハリの窓」は、自分が知っている自分と周りが知っている自分を4つに分けて、自己理解を深める考え方です。

 平野氏は、4つの活用方法を具体的に提案しています。

「ステップ1は、自分の長所・短所をとにかくたくさん書き出しみること。ステップ2は、他の人に聞いてみること。ステップ3は、自分の隠れた一面をさらけ出すこと。自分の弱みや失敗談を伝えることで人間らしさが伝わって、評価につながる場合もあります。最後のステップは、新しい行動を起こすこと。今まで見ていなかった業界の説明会に参加してみるなど、新しいアクションで新しい自分に出会えることもあります」

 さらに平野氏は、「強みを見つけるポイントは、自分の視点と他者の視点を組み合わせることです。この2つをセットで実行することで、本当の自分の強みが浮かび上がってきます」と、実践を勧めています。

悩んでいるのは自分だけじゃない!?

本セミナーには、リアルタイムにたくさんの疑問・質問が寄せられました。その中から特に多かったテーマについてキャリアアドバイザーが回答しているので紹介します。

Q1:就職試験(小論文など)は、どのように対策したら良いでしょうか。

A1:「できるだけ出題傾向を事前にリサーチすることが大切です。小論文に関しては、いろいろな人に見ていただいて第三者視点を入れましょう」

Q2:自分のやりたいことが分からないまま就活の時期を迎えてしまいました。まず何をしたら良いのか教えてください。

A2:「まずは簡単な自己分析をしてみる。その上でいろいろな説明会に参加してみる。参加したときの所感を記録しながら蓄積していくと、自分が重視したいことなどが徐々に見えてきます」

Q3:面接では緊張して頭が真っ白になります。話す内容は暗記する必要がありますか。

A3:「丸暗記は棒読みになってしまうので、あまりお勧めしません。キーワードを覚え、面接の流れで話していくのが良いでしょう。緊張に関しては、練習によって自信が生まれますから、友人同士やキャリアセンターの方を相手に模擬面接をするなど、ぜひ練習を積み重ねて本番も頑張ってください!」

Q4:自分がアピールしたいことと企業が求めていることが違ったら、どうすればいいですか。

A4:「大きく2つの方法があります。1つは、企業が求めているポイントに合わせること。もう1つは、自分がアピールしたいポイントを評価してくれる企業を探すこと。正解はないのでご自身の判断になります」

Q5:グループ面接時、話そうと思ったことが前の人と類似した場合の対処法を教えてください。

A6:「たとえ内容がかぶっても、ご自身がアピールしたいポイント、あなただからこそのエピソードを自信を持ってお話しするのが良いです」

 

この他にもたくさんの質問が寄せられました。それだけモヤモヤをかかえた学生さんたちが多いということでしょう。

「悩んでいるのは自分だけじゃない!」という意識で、あまり失敗を恐れずに前向きに挑んでいただきたいです。

就活を通して、新しい自分にたくさん出会ってください!

清水奈緒子

清水奈緒子

札幌市在住、フリーランスのコピーライター。企業や自治体の広告制作、論文、コラム、エッセイなどを手がける。令和元年夏に保護したオス猫「ふぅ」と、まったり生活を満喫中

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