2027年卒の4月内々定保有率は70.9% 約6割が就職活動を継続

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株式会社マイナビは5月18日、「マイナビ 2027年卒大学生キャリア意向調査 4月<就職活動・進路決定>」の結果を発表した。調査は、2027年3月卒業予定の全国の大学生・大学院生1,258人を対象に実施された。

調査によると、2027年卒学生の4月時点の内々定保有率は70.9%で、前年同月より0.9ポイント増加した。3月末時点の58.7%からは、約1カ月で12.2ポイント増えている。

文理別では、文系学生が64.8%、理系学生が80.3%となった。

内々定を持ちながら活動を続ける学生は32.8%

内々定を持ちながら就職活動を継続している学生は32.8%で、前年同月より1.6ポイント増加した。未内々定者と合わせた活動継続率(内々定を持ちながら活動を継続する学生の割合+未内々定者の割合)は61.9%だった。

文理別では、文系学生の活動継続率が71.8%、理系学生は46.6%となっている。

内々定率は前年より増加しているものの、前年と同程度の学生が就職活動を継続している状況が見られる。


就職活動への不安は前年より増加

就職活動に「不安がある」と答えた割合は、未内々定者で84.7%、内々定を持ちながら活動を継続している学生で67.1%となり、いずれも前年同月より増加した。

不安の理由として、未内々定者では「1つでも内々定をもらえるかどうか」が最も多く、内々定保有者では「志望企業から内々定をもらえるかどうか」が最多だった。

内々定を得ていても、進路の意思決定に迷っている、あるいはより志望度の高い企業の選考を控えている学生が一定数いることがうかがえる。

約4割が辞退の意思を伝えていない

内々定保有者のうち、入社意思の低い企業に対して「辞退の意思を伝えていない企業がある」と答えた割合は44.1%だった。

理由としては、「志望度の高い企業の選考がまだ終わっていないから」が44.0%で最も多く、「全ての選考が終わってから比較検討したいから」が39.5%、「どの企業が良いかまだ迷っているから」が25.0%で続いた。

内々定を得ていても、選考の継続や進路の比較検討を続けている学生が多いことがうかがえる。


調査担当者が見る、2027年卒就活の現状

マイナビキャリアリサーチラボ 研究員 石田 力氏は、2027年卒の4月末時点の内々定率は前年同月よりやや増加した一方で、就職活動を継続している学生の割合も前年を上回っており、現在も6割を超える学生が活動を続けている状況だとコメントしている。また、前年より就職活動に不安を抱える学生が増えていることにも触れ、志望度の高い企業の選考がこれから本格化することが、不安の背景の一つになっているとみている。

【調査概要】
「マイナビ 2027 年卒 大学生キャリア意向調査4 月<就職活動・進路決定>」
○調査期間/2026 年4 月25 日(土)~2026 年4 月30 日(木)
○調査方法/マイナビ2027 会員(退会者含む)にWEB DM を配信し、インターネットアンケートより回収
○調査対象/2027 年3 月卒業予定の全国の大学生、大学院生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/1,258 名(文系男子184 名、理系男子270 名、文系女子507 名、理系女子297 名)


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