【アダストリアの先輩社員】営業第1本部ジーナシス営業部:今野俊さん 2ページ目
今野さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
大学1年生の冬に初めて行った海外旅行が私の転機でした。それまではまったくと言っていいほど、海外旅行には興味がなかったのですが、一度行ってからは居酒屋やアパレルブランドでのアルバイトで稼いだお金をすべて海外旅行につぎ込むほど熱中し、卒業までにインドやボリビアなど23カ国を訪れました。
中でも衝撃を受けたのはバックパッカーとして友人とヨーロッパを巡ったときに経験した野宿や、実際に目の当たりにしたスリや暴動といった犯罪。旅は常に危険と隣り合わせだし、その土地で出会う人や初めて触れる文化はとても新鮮で、エキサイティングです。旅行で起きる一つ一つのハプニングを乗り越えていったこともあり、どんなことでもビクともせずに冷静に対応できるようになりました。そのおかげで、周りの人から「肝が座っている」なんて言われることも。日本では考えられないことが起こる旅の中で、度胸や忍耐力が鍛えられたと思います。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
学生時代は国際経済を勉強していたことで、時代の流れはある程度キャッチできていたと思います。海外旅行をする上で「自分が行ったその土地の今を知る」という意味もありますが、日本だけでなくグローバルな視野で物事を考えることが将来大切になると思っていましたね。
今担当している仕事も店舗の商品管理など、時期や場所によって変動があるので、当時学んだ錯綜する情報を自分の中で処理する力は役立っていると思います。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
ざっくりでもいいので自分の将来像をしっかりプラン化しておくことですね。目標にたどり着くために何をすればいいのか考えるのが大事になるでしょう。正直、数十年後の自分の姿なんて想像もできないですが、最終的な未来の理想像のビジョンを持つことで、逆算して今やらなければいけないことや、今しかできないことが見えてくると思っています。そして今やるべきことに全力で取り組んでいきましょう。難しいことなんですけど、「あのときもっと頑張っておけばよかった」なんて後悔をしないよう、具体的な人生のプランを立てておいたほうがいいと思います。
「服が好きで、アパレルもビジネスの観点で学びたい」と思い入社した今野さん。学生時代に経験した海外旅行が人生の転機になりえるということを体現してくれた彼のように何事にもチャレンジし、吸収することが将来に生きたと笑顔で語ってくれました。
趣味:サッカー、旅行
特技:エクセル
就活で受けた企業数:10社
志望していた業界:アパレル、不動産、コンサルティング
今の会社の魅力:風通しのよさ
文:富岡涼平(M-3)
写真:宇田川大輔(M-3)
取材協力:株式会社アダストリア