部屋の模様替えのコツとは? 狭い部屋でもおしゃれ&広く見せる方法 3ページ目
もしこんなふうに悩んでいるのなら、センスよく模様替えをするためのポイントを把握しておきましょう。
<おしゃれに模様替えするコツ1 部屋のインテリアスタイルを決める>
模様替えの際、目的もなく家具の配置を変えたり、カーテンなどのファブリックを好きな柄に変えたりするだけでは、目新しさはあっても、センスのいいおしゃれな部屋にできるとは限りません。部屋をどのようなイメージにするかということが大切なのです。それがインテリアスタイルを決めるということです。例えば、トレンドのカフェ風インテリアスタイルにしたいとか、根強い人気の北欧調インテリアスタイルにしたいとかです。男性の場合も、近年は男前インテリアや塩系インテリアなどといわれ、インテリアにこだわる人も増えてきましたね。漠然と頭で考えるのではなく、やはりインテリアの雑誌やインターネットの画像などを見て、自分の理想とするインテリアスタイルを見つけましょう。
インテリアセンスを磨くには、まずインテリアに興味を持ち、できるだけ多くのインテリアスタイルの画像などを多く見ることが大切です。さまざまなインテリアスタイルを見ることが、自分の理想の部屋を探す近道です。
<おしゃれに模様替えするコツ2 部屋の配色を決める>
美しく、心地いいインテリアにするためには、部屋の配色も重要です。配色の基本はベースカラー(基調色)である壁などの最も面積が大きい色を基調として、カーテン・家具など、変化を付けるためのアソートカラー(配合色)を決め、さらにインテリア小物など、アクセントとして目立たせるアクセントカラー(強調色)を決めていきます。狭い部屋の配色は、すっきりとみせるためにも3色程度にしておきましょう。一部屋にさまざまな色を取り入れてしまうと、雑然としたイメージになってしまいます。
配色の割合はベースカラーが70%、アソートカラーが25%程度、アクセントカラーは5%程度がバランスがよいとされています。
<おしゃれに模様替えするコツ3 模様替えの際は思い切って不用品の処分を!>
空間を美しく見せる要素はいろいろありますが、大切な要素の一つは物が多すぎないことです。狭い部屋に物が溢れていては見た目が悪いだけでなく、片付けやお掃除も大変だし、どこに何があるのか探さなければいけないため、何をするにも作業効率が悪くなってしまいます。センスよくおしゃれで快適な部屋にしたいなら、模様替えをきっかけに思い切った不用品の処分をしましょう。おしゃれな部屋の基本は整理整頓にあると言っても過言ではありません。
とはいえ、友達にもらったお土産の置物や誕生日にプレゼントされたぬいぐるみなど、自分のインテリアセンスとかけ離れていても、簡単に捨てられないものですよね。でもそれがおしゃれな部屋にするのを邪魔しているとしたら……?
もらった友達に感謝しつつも、心を鬼にして処分することをおすすめします。そして自分でも衝動買いは決してしないようにしましょう。物を買うときは計画性を持って、じっくり吟味してから購入しましょう。衝動買いは、ほとんどが後悔に繋がります。また部屋を狭くしてしまう原因です。大切な限られたスペースを、物に占領されないようにしましょう!
憧れの、かっこよくおしゃれな一人暮らしは、まずおしゃれな部屋づくりからです。
部屋は、そこに暮らす人を守り、疲れた心身を癒し、新しい活力を与えてくれる大切な場所。そんな大切なスペースが、雑然として落ち着かなかったり、快適でなかったりでは、充実した毎日をすごすことができません。部屋のインテリアにこだわり、おしゃれで快適な部屋にすることは、自分を大切にすることに繋がるのです。さあ、あなたもお友達に自慢したくなるくらい、素敵であなたらしさに溢れた部屋への模様替えに挑戦してみてください!
執筆:宮崎ゆう(ナレッジ・リンクス)