●コミュニケーション能力


・初対面の人でも緊張せずに話せるコミュニケーション能力が身についたから。接客業向きの振る舞いや話しかたなど自然に身について、結果的に就活に役立ったと思うから（女性／21歳／大学4年生）
・人見知りがマシになったから。いろんな年齢層の人と少しでも話せるから（女性／22歳／大学4年生）
・人とのコミュニケーションができるようになった。世代の違う人と多く話す機会があった（女性／23歳／大学4年生）
・接客のノウハウを学べたこと。販売員をやっていたので、どうすればモノを売れるのか、どうやったから人の心をつかむことができるのかを学ぶことができたから（男性／24歳／大学院生）

●その他

・不測の事態にもあわてなくなった。客のクレームを受けて精神が鍛えられた（男性／23歳／大学院生）
・社員が多い職場でいろいろ学ぶことができた。社員さん同士のやり取りなどを見られたり、社員さんと話す機会もあったから（女性／22歳／大学4年生）
・学校だけではわからないさまざまなことを経験できた。納期を守ることや商品に責任を持つこと、また他のバイトの人を円滑に動かすにはどうしたら良いのかが学べたから（男性／22歳／大学4年生）
・敬語を実際に使うことがあったこと。サークルとは違った敬語を実際に使うことで、身に付くなと思ったから（女性／22歳／大学4年生）

なんといっても自分で働いたことによる収入があるということが一番うれしいことのようです。自分で自由にできるお金があると気持ちもうるおいますね。

いかがでしたか？ アルバイトをすることによる財産は、金銭面で稼げるということはもちろんですが、人との関わりであると感じている人も多くいるようです。学生生活だけでは関わることのないさまざまな年代の人と触れ合うことにより、社会勉強になったりコミュニケーション能力の向上につながるという意見がありました。大学生の多くがバイトからさまざまなことを学んでいるようですね。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間：2017年2月
調査対象：就活を終えた大学生男女134人