若者向けの演目も増えてるけど……歌舞伎を生で観たことがある大学生は◯割 2ページ目
●行く機会がない
・近くに劇場がないから(女性/22歳/大学院生)
・興味はあるがなかなか機会がない(女性/21歳/大学4年生)
・なかなか日程が合わないから(女性/21歳/大学4年生)
興味はあっても日程などのタイミングが合わなければなかなかいけませんよね。歌舞伎を観られる劇場が気軽に足を運べないくらい距離にあればなおさら。
●値段が高い
・やっている場所が遠いし、高そうだから(男性/19歳/大学2年生)
・興味がないわけではないが、お金を払ってまでみたいと思わないから(男性/19歳/大学2年生)
・お金がない(女性/18歳/大学1年生)
歌舞伎のチケットは1万円前後が基本。学生にとっては、いくら興味があってもこの出費は痛いですよね。そういう意味でも大学の授業などの機会に無料で観ようという人もいるのかも。
●内容が難しそう
・あまり見に行く機会がないし、題材が難しくて観に行こうと思わないから(女性/19歳/大学2年生)
・寝てしまいそう(女性/21歳/大学4年生)
・内容の趣旨を理解できず、つまらないから(男性/23歳/大学4年生)
内容が難しいので、わざわざ観にいっても楽しいのかどうかわからないという不安感が学生にはあるのでしょう。一度内容を理解してからじゃないと気軽には行けなそうですね。
●敷居が高い
・触れる機会がない(女性/18歳/大学1年生)
・観てみたいとは思っていたが、行動できていない(男性/21歳/大学4年生)
・行く機会がなかったし、敷居が高い感じがするから(女性/22歳/短大・専門学校生)
歌舞伎の世界がなにかとしきたりが多そうなイメージ。そのせいで、ラフな格好で行ってもいいのか? など観劇自体が学生にとっては敷居が高そうに感じてしまうんですね。
いかがでしたか? 学生にとってはちょっと遠い存在の歌舞伎。でも、観てみたら意外とおもしろかった! ということもあると思います。大学生のみなさんも、機会があればぜひ生の歌舞伎を観にいってみてくださいね。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2016年5月
調査人数:大学生男女402人