資生堂に聞いた! 大学1年生におすすめのメイクの仕方&マストアイテムとは 3ページ目
■メイクアップは「自分をどう見せたいか」である!
――4月から大学生になった女子のみなさんにアドバイスをお願いいたします。
木村さん メイクは一種の自分探しだと思います。自分をどう見せたいかを考えて実践してほしいです。
10年間店頭でお客さまにアドバイスをしてまいりましたが、日本人の女性は、「自分をどう見せたいですか?」と聞いてみるとほとんど回答がないんです。「考えたこともない」という方ばかりです。もちろん自分をより美しく見せたいと思ってするものですが、自分がどうなりたいのかを考えて行うと、もっと楽しくなると思います。
大学時代というのは、社会人になる前の4年間、まさに自分探しだと思います。就職活動になって初めて自分の特長って何だろうとか、自分のアピールできるところって何だろうとか考え始めると思うのですが、それを今から始めてほしいですね。
――なるほど。
木村さん 例えば、優しい人に見せたいというのであれば、先ほど申し上げたマストアイテムを使った基本メイクの上に、ワンポイントでふわっと明るい色のチークを入れてみるとか、ですね。そのようにして自分をどう見せたいのか、そしてどう見てほしいかを考えていただければ、と思います。またメイクがそのきっかけになればいいですね。
決して、他の人と比較して同じにしなきゃとか、欠点を隠したりといったことでなく、あくまでも自分がどうなりたいかを表現するものです。
――ありがとうございました。
木村さんによれば、マストアイテムに流行のワンポイントアイテムを加えれば、十分トレンドキャッチーに見えるとのこと。メイクの世界でもやはり基本が大事ということに変わりはないようです。これを読んでいる新大学生のみなさんは、ぜひ自分らしいメイクができるようになってください。
(高橋モータース@dcp)