好きな子には大盛り! 大食漢はキツイ……大学生に聞いた、給食当番あるある!
小中学生のランチといえば給食。交代で当番を務め、配ぜんしていましたね。みんなの注目を集めて誇らしい気持ちもあるけれど、ちょっと面倒なことも……。そこで今回は、給食当番にまつわる思い出を学生に聞いてみました。
■盛り付けが難しい
・配分が下手な人が当番のとき量が足りなくなってきて最後の方の人の量が最初の人の半分ぐらいになっている(女性/20歳以下/大学2年生)
・最後に量が不公平になって文句を言われる(男性/27歳/大学院生)
・分量を間違え、先に配った人の給食をちょっとずつ取り、配りなおす(男性/22歳/大学4年生)
・最初は不安だから少なめにつぐ(女性/20歳以下/大学2年生)
・最後に、自分たちの班だけ多くよそるためにみんなの分を加減する(女性/20歳以下/大学2年生)
・ふの味噌汁の日には、前の人はふばかりで、後の人はジャガイモばかりになる(男性/20歳以下/大学1年生)
大きな鍋から均等にわけるのは難しい……。汁物は量だけでなく、具材にも気を配らないといけないから大変です。
■ほかのクラスにも迷惑が
・カレーの日は必ずどこかのクラスが足りなくなる(女性/23歳/大学4年生)
・鍋をひっくりかえしたら他のクラスにわけてもらいにいく(女性/22歳/大学4年生)
・給食をこぼしてしまいほかの教室に恵んでもらう時の申し訳なさと自クラスのプレッシャーが半端ない(男性/22歳/大学4年生)
・配分を間違え隣のクラスにもらいにいく(男性/21歳/大学3年生)
配分を間違えたり、鍋をひっくり返したりすると、ほかのクラスに頼ることに。隣のクラスだっておかわりを期待しているのだから、白い目で見られます。
■給食当番は大変!
・食器、お盆運びが重い(女性/20歳以下/大学2年生)
・大食缶は重たいし大変(女性/21歳/大学3年生)
・割烹着の洗濯でのアイロンがけが面倒くさい(女性/27歳/大学院生)
・食器係りは片づけで衣服が汚れるのを気をつけなければならない(男性/22歳/大学4年生)
・左利きには使えないお玉がある。左利きには春雨スープが一番つらい(男性/21歳/大学1年生)
・鍋や四角い缶とお玉やトングがこすれて「キーー!」っと嫌な音を出すと非難される(女性/21歳/大学3年生)
意外と重労働だし、白衣を選択しなくてはいけない。しかも、均等に盛りつけられないと非難轟々。プレッシャーを感じる仕事ですね。
■楽な仕事を探せ!
・お茶係は簡単だった。やかんひとつで軽いから(女性/22歳/大学4年生)
・牛乳は楽だった(男性/22歳/大学4年生)
・牛乳は重い、パンが楽(女性/20歳以下/大学2年生)
牛乳やパンは個数が決まっているので、気楽に取り組むことができます。それでも、落としたりすれば大変なことに……。
■給食当番の特権
・自分が嫌いな食べ物は、少なめにする(男性/20歳以下/大学3年生)
・自分の分を大盛にする(女性/20歳以下/大学1年生)
・自分の分の量や具材のバランスを自由にできる(男性/21歳/大学3年生)
働いているんだから、自分の分は多くしてもOK!? みんな、それを楽しみにしているかもしれませんね。
■好きな人には……
・好きな人が来るとゆっくりよそってちょっと話す(女性/20歳以下/大学2年生)
・好きな子に頼まれたらその通りによそってしまう(女性/22歳/大学4年生)
・好きな子と仲いい子のリクエストにはこたえる(女性/20歳以下/大学2年生)
好きな人の希望通りにしたいと思うのは当然のこと。これも給食当番の特権ですね。
■教室の壁にあった!
・ルーレットみたいなのを作って当番を決める先生がいる。実際にルーレットはせず、一週間で右に3つずつ回転する(男性/25歳/その他)
毎週、ルーレットのようなものを回して給食当番の班を示すものがありましたね! それを回す係もあったような?
給食の好きなメニューを話し合うことはあっても、当番の思い出を語ることは少ないかもしれません。でも、これだけ共通の話題があるのなら、盛り上がりそうですね。給食トークになったときには、当番の思い出をネタにしてみては?
文・OFFICE-SANGA 藤井蒼
調査時期:2016年1月
アンケート:学生の窓口調べ
集計対象数:大学生・大学院生・専門学生402人(インターネットログイン式アンケート)