【学生のうちに身に付けておくべき、新社会人5つの力】第5回:数字力

2010/10/05

対人マナー

目標達成に近づく「数字力」

5つの力の最後にご紹介したいのは、前章の「ことば力」の一部とも言える「数字力」です。数字を使った伝達は、明確さが増しますし、自己管理をするうえでも数字が道しるべになってくれます。皆さんが働く業界や職種に関わらず「数字力」は必ず必要になります。「文系だから数字には弱いんだよな」という方もいらっしゃるかもしれませんが、意識し、訓練すれば、「数字力」は身につきます。数字を読み、操り、創り出すことができるビジネスパーソンになりましょう。

■数字は、いろんな顔を持つ

では、いつものケーススタディーです。皆さんの同期内定者は何人でしょうか。

ここでは仮に50人としましょう。内定者50人。あなたはこの数字にどんな印象を持ちますか?

「中堅規模の会社かな?」そんなところでしょうか。

では、昨年の採用数が10人だという数字情報が加わるといかがでしょう?

「業績が良くて規模を拡大するのかな?」とか逆に「昨年は業績が悪くて採用数を絞ったのかな?」など、少しイメージが広がりますね。

では、業績は昨年と今年ほとんど同じだとするとどうでしょう?

「業績拡大が見込める分野が出てきたのだろうか?」、「新規に新しいことに取り組むのだろうか?」、その背景について興味が沸いてきます。実は、この会社、昨年までは定年退職者が10人前後だったのが、今年以降一気に50人に増えるため、採用数を増やしたのでした。

内定者50人という数字も、その他の情報が加わることで、色んな顔を持ちます。つまり、数字は上手く使いこなすと、実態を正確に把握したり、伝えたりするのにとても役立ちますが、表層的に捉えてしまうと、誤った理解、間違った伝達の原因にもなります。

数字は、分量やサイズ、割合などを表すだけでなく、加工(計算)の仕方次第で、さまざまな役立て方、使い方ができるのです。「数字力」を本格的にビジネスに役立てるために、相手や状況に合わせて、数字と数字を合わせ、比較し、割合を出し、掛けたり割ったりして、さまざまな形に姿を変えてみる訓練をしましょう。

次のページ仕事がうまく進むための数字を使った2例

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