【学生のうちに身に付けておくべき、新社会人5つの力】第3回:仕掛ける力

2010/10/05

入社準備

キーワードは「信頼」

環境が整っているというのは、周囲から『信頼』を得られている状態を指します。信頼できない人の「仕掛け」にみんな賛同したり、応援したりは決してしません。では、どうすれば信頼は得られるのでしょうか。

ポイントはただ1つ。何事も最後までやりきることです。

与えられたミッション・ノルマ及び自分が決めたことを、絶対に途中で放り出さないことです。ミッションやノルマがクリアできればもちろん申し分ありませんが、例え失敗したり、達成できなくても、最後までやり抜くことが重要です。「ダメだと分かったらすぐにあきらめる」、「理由をつけては次に行ってしまう」などの評価は何の信頼も生み出しません。「ダメだと分かっても、最後までやりきる」という評価を得ることで、信頼は醸成されるのです。

たとえば、あなたがあるお客さまの営業担当を任されたとします。あなたは経験と知識が足りないせいで、間違った情報を伝えてしまったり、段取りが悪かったりと、ミスを重ねてしまいます。するとお客さまから「担当を代えて欲しい」とクレームが入ります。このとき、あなたならどうしますか? あきらめて先輩や上司に交代してもらいますか? それとも、もう一度頑張ってみますか?

前者のケースは穏便に事は済むかもしれませんが、誰からも信頼を得ることはありません。他方、もしあなたが改めて誠心誠意お客さまと向き合い、自分の未熟な部分を修正しながらこれまで以上に勉強を重ねたとします。お客さまは不器用ながらも頑張るあなたに徐々に信頼を寄せてくれるかもしれません。すると、職場のみんなもあなたの頑張りを称え、信頼するようになるでしょう。

もっと些細なことでも、同じです。「この部署にいる間、書類棚の整理は自分がやる」と最初に決めたら、部署を異動するまでは、仕事が忙しくなっても、後輩が入ってきても途中でやめずに続けてみましょう。そんなあなたの姿を目にした周囲の人たちは、「あいつは決して途中で放り出さない」と評価してくれるかもしれません。そうやって新しいことが仕掛けられる環境を整えていくのです。すると、あなたが何かを提案したとき、「あいつが言うのならやらせてやろう」と周囲が自然に協力、応援してくれます。

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