「PMS(月経前症候群)」20代の約9割が症状あり、どんな症状? - 花王調査

2026/11/06

社会人ライフ

「なんとなく体が重い」「いつもよりイライラする」「眠くて仕事に集中できない」。こうした体調の変化は仕事にも影響しやすいものです。もし生理前に繰り返し不調を感じるなら、PMS(月経前症候群)が関係している可能性もあります。

花王ホリスティックヘルスケアグループが発表した調査によると、「PMSの症状がある」と回答した人はすべての年代で8割以上。20代では89.9%にのぼりました。

20代では89.9%が「PMSの症状がある」

調査は15~49歳の女性を対象に実施。PMSの症状としては、身体面では「身体が重だるい」「生理痛・下腹部痛」「肌が荒れる」など、精神面では「イライラする」「眠気がする」「食欲増加・食欲不振」など、さまざまな不調が挙げられました。


「PMSの症状がある」と回答した割合を年代別に見ると、

15~19歳:80.2%
20代:89.9%
30代:89.0%
40代:83.8%

となり、年代を問わず8割を超えています。

特に新社会人世代と重なる20代では約9割という結果に。生理前の不調は、若い社会人にとっても決して珍しいものではないことがうかがえます。

「生理中」だけでなく「生理前」から不調を感じる人も

花王ヒューマンヘルスケア研究所は、軽度の月経随伴症状を自覚する20~49歳の女性17人を対象とした調査も実施しました。

PMSの症状では「下腹部痛」と「イライラ」が最も多く、次いで「腰痛」。生理中については「下腹部痛」が最も多く、次いで「眠気」「腰痛」となりました。つまり、生理が始まってからだけでなく、生理前の段階から下腹部痛などを感じる人がいることが示されています。

生理中は13人が「温める」、生理前は0人

一方で興味深いのが、症状を感じるタイミングとケアをするタイミングの違いです。

17人を対象にした調査では、生理中に温めるケアを行っていた人は13人いましたが、生理前に温めていた人は0人でした。生理前から不調が出ていても、ケアは生理が始まってからというギャップが見られました。

花王ヒューマンヘルスケア研究所では、生理前から下腹部を継続して温めた場合についても研究しています。同社によると、下腹部を1日だけ温めた場合と比べて、生理痛や生理中のほかの症状が緩和し、温めなかった場合と比べてPMSの症状も緩和したとしています。この研究内容は2026年11月28、29日の第41回日本女性医学学会学術集会で発表予定とのことです。

関連キーワード:

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ