5月病に関する実態調査【2025年版】新年度からの強いストレスを感じたときに検討したいこと

2025/05/07

社会人ライフ

こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。五月病が心配される時期になってきましたね…!今回は大切にしたい自分のメンタルのお話です!

心療内科・精神科クリニックである新宿心療内科よりそいメタルクリニック、横浜新よりそいメタルクリニック、柏心療内科よりそいメンタルクリニックを運営する一般社団法人徳志会が、5月とこころの健康に関する調査を実施。その結果を紹介。

新年度の緊張感が薄まる5月はこころの不調に要注意

新年度の緊張感が徐々に薄まり、4月からの生活を日常と感じ始める5月はこころの不調を感じる人が多いため注意が必要。進学・就職・異動・転職など、環境がガラリと変わりバタバタしがちな新年始め。そんな慌しい年度始めが過ぎ、ゴールデンウィークで休息を取った後に「仕事に行きたくない」「朝起きるのが辛い」と感じた経験を持つ人も多いのではないだろうか。

このような5月に起きるこころの不調のことを5月病と言う。新たなストレス環境に適応できず、心にストレスが溜まった状態が続くと適応障害やうつ病の発症リスクが高まるため要注意。一般社団法人徳志会は全国の社会人を対象に、5月がこころの健康に与える影響に関して深く理解するために調査を実施した。

【調査概要】  

「5月がこころの健康に与える影響に関するアンケート」調査概要

調査期間:2025年4月1日 ~2025年4月15日

調査機関:一般社団法人徳志会(自社調査)

調査対象:全国の社会人

有効回答数:400サンプル

調査方法:インターネット調査

約55%の方は5月にこころの不調を経験している

全国の社会人を対象に、5月にこころの不調を経験したことがあるか調査した。

その結果、約55%の方は5月に何かしらのこころの不調を経験していることが分かった。

5月病によるこころの不調は「仕事が嫌」「気力が出ない」

5月にこころの不調を経験した方に対してどのような不調を感じたか調査した。

その結果、「仕事が嫌」「気力が出ない」と回答した方が半数を超えていた。

5月にこころの不調を感じた理由は「人間関係」「仕事のストレス」

5月にこころの不調を経験した方に対して、不調を感じた理由を調査した。その結果、「人間関係」「慣れない仕事」がストレスとなり心の不調を発症していることが分かった。

5月にこころの不調を感じて退職を検討した方は4人に1人いる

5月にこころの不調を経験した方に対して、ストレスによる退職の検討について調査した。

その結果、退職を検討した方は約27%と4人に1人にのぼることが分かった。

5月にうつ病を発症した方は1割を超える

5月にこころの不調を経験した方に対して、実際にうつ病を発症した経験があるか調査した。その結果、約1割の方が5月にうつ病の発症経験があることが分かった。

調査まとめ

今回は、5月とこころの健康に関する実態調査を行った。今回の調査から約55%の方は5月にこころの不調を経験しており、その理由は「新しい人間関係」や「慣れない仕事」であることが分かった。

また、5月にこころの不調を感じた方のうち、退職を検討した方は4人に1人にのぼる。緊張感が徐々に薄まる5月こそ、こころの健康に注意してメンタルヘルスケアを欠かさないことが大切と言えるという。

こころの不調を感じたら心療内科・精神科クリニックへ

新年度からの強いストレスを我慢していると、こころの健康に大きな悪影響を与えてしまう。

もしも生活を送るなかで強いこころに不調を感じた場合は、早めに心療内科・精神科クリニックに相談することが大切という。

適応障害やうつ病などの精神疾患は重症化すると最悪のケースで命に関わる行動につながる恐れがある。

そのため、強いストレスや気分の落ち込みなどこころの不調を感じた際は早急によりそいメンタルクリニックに相談してほしい。

カウンセリングを通して心の状態を観察し、きめ細やかなメンタルヘルスのサポートを提供する。

早め早めの行動が自身の心の健康を守ることにつながる。

自衛隊病院などで勤務経験のある精神科医が伝授!心を安定させる“メンタルマネジメント習慣”とは?

編集/杏奈(ガクラボメンバー)

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ