AIに任せたい仕事とは?短縮できそうな労働時間は「〇時間」も⁉ #Z世代pickフレッシャーズ

2024/11/25

社会人ライフ

こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。AIが普及して、人間の労働時間が減った実感をしたことある方、いっらしゃるのではないでしょうか?今日はそんなお話です!

株式会社メタリアルでは、勤労感謝の日にあわせ、20〜69歳の会社員を対象に「AIと労働時間に関する調査」を実施した。

その結果、回答者の約7割がAIに任せたい業務があり、その業務時間は1日あたり1.9時間あることが明らかになった。

また、年間約82兆円の人件費が無駄になっている場合、日本の平均年収461万円(※2)で割ると、

約1,783万人相当に及ぶことがわかった。

AIと労働時間に関する調査

調査背景

「働き方改革関連法」が2019年4月から順次施行され5年以上が経過するが、一般労働者の総実労働時間や業務を取り巻く状況は、変わっていない(※3)。また、少子高齢化の進行により、日本の生産年齢人口は 2050年には5,275万人(2021年から29.2%減)に減少すると見込まれている。(※4)

一方で、近年AI(人工知能)分野が急速に伸びており、AIの活用で業務効率化を図る事例が増えてきていおり、実際に何をどのくらいAIに任せられそうか調査を行った。

AIで短縮できそうな労働時間は「1.9時間」

 「資料作成」「リサーチ」「電話対応」「経費精算」を任せたい

AIを導入し業務の効率化を図る企業も増えてきている昨今、普段の仕事でAIに任せられたらいいなと思う作業について調査を行った。1位は「資料作成」(36.4%)、次いで「資料作成のためのリサーチ」(25.2%)、「電話対応」「経費精算」(どちらも22.2%)という結果だった。

AIに任せたい具体的な内容や理由については、時間や手間がかかる面倒な作業をAIに任せ、自身は別の作業に時間を当てたいという回答が多数寄せられた。

また、それらの作業をAIに任せられるとしたら、1日あたり何時間くらい短縮できそうか問うと、平均1.9時間短縮できそうという結果。AIの活用によって無駄な時間削減以上の効率化ができそうであることがわかった。

【AIに任せたい具体的な内容や理由】

・資料に必要な用件を伝えて、AIがまとめてくれると楽になる気がする(40代・男性)

・資料の文章を考えるのに時間がかかるので、AIにやってもらいたい(50代・女性)

・資料作成のリサーチは手間も時間もかかるので、自分が別の作業をしている間にAIにやってもらえると嬉しい(50代・女性)

・電話はAIが初期対応して、人間にしか対応できないものだけ対応したい(20代・女性)

・申請関係はボタンを押すだけで、あとはAIが各上長の許可をとってきてほしい(20代・女性)

・作業内容を読み取って、自動的に日報の処理してくれるとありがたい(50代・男性)

・メールの用件だけ記載すれば、後の言い回し等をうまく使って文書を作ってほしい(50代・女性)

AIによって仕事から解放されたら「趣味や遊び」「家族と過ごす時間」に使いたい

AIの活用によって労働時間が短くなるとしたら、仕事から解放された時間を何に使いたいかについても質問を行ったところ、最も回答が多かったのは「趣味や遊び」(44%)。次いで「家族と過ごす時間」(33%)が支持された。

AIを活用することで労働時間が短くなることは、自分の時間や家族との時間をより大切にし、人生を豊かにすることにつながるかもしれない。

メタリアル・グループ CTO / AI 開発者 米倉 豪志 コメント

「人間の仕事」に否定されるべきものはありません。私たちにとって仕事とは人生の喜びの根幹です。我々が目指すのは、「仕事」を資本主義のヒエラルキーと結びつけてしか評価できない、現行の社会システムからの脱却です。AI は、人間社会が構築してきた社会システムの多くのタスクを遂行することができるようになるでしょう。さらには、人間がこれまでに獲得できなかった、多くの仕組みを自律的に構築していくでしょう。しかし、そのことで人間は一切の「人間の仕事」を奪われることはありません。むしろ、私たちは、過剰な競争に不本意に加担することから逃れ、本来の「仕事の喜び」のためによりよく働くことができるようになります。私たちはより主体的に「人間になる」のだと考えています。

< 米倉 豪志プロフィール >

株式会社メタリアル 取締役 CTO、AI 開発者/作曲家

2000年にデータ圧縮技術の発明・開発・特許取得。
株式会社メディアドゥで国内最大級のモバイル検索サービスの設計。
株式会社オルツでデジタルクローン開発に従事。2022年10月より現職。

生成AIサービス「四季報AI」「ELLA」等開発。

調査概要

・調査タイトル: AIと労働時間に関する調査

・調査期間:   2024年10月2日

・調査対象:   20〜69歳の会社員(正社員、契約・派遣社員) 

・有効回答数:  合計500名

・調査方法:   インターネット調査

※1.2. 国税庁「統計情報―平均給与」より算出

※3.  厚生労働省「人口構造、労働時間等について」(P.14)

※4. 総務省「特集 情報通信白書刊行から50年~ICTとデジタル経済の変遷~」

   2020年生産年齢人口(15歳〜64歳)

■メタリアル・グループについて

「世界中の人々を場所・時間・言語の制約から解放する」を企業ミッションとし、「対話型AI・機械学習プラットフォーム市場2023」(出典:ITR)の「翻訳市場」において国内市場No.1に位置している。

法務・医薬・金融・化学・IT・機械・電気電子など、2,000分野に対応。顧客ごとの課題解決・未来創造を目的とした完全カスタマイズAI開発サービスを提供している。 

AI開発実績:翻訳AI、四季報AI、製薬会社向けAI、ゲームローカライズAI等

▶仕事や課題の生産性4倍アップが実現?!いつ、どんな業界に行っても通用する不変のスキルとは #Z世代pickフレッシャーズ

編集/杏奈(ガクラボメンバー)

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