「渋谷モデル」って知ってる?ゴミ拾いにアプリを導入して、渋谷区を綺麗に! 新たな清掃活動のスタンダードを発表

2022/07/27

社会人ライフ

コロナ禍で人々の生活が大きく変わり、街の清掃活動も変化の時を迎えています。

綺麗で過ごしやすい街を目指す渋谷区では、区内のごみ拾い活動の見える化ページ「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」を2021年7月に導入。運用開始から1年が経った7月25日(月)、今後の展開と、新たなごみ拾い支援のスタンダードとなる「渋谷モデル」を発表しました。

記者発表には、渋谷区長の長谷部健さん、株式会社ピリカの代表取締役・小嶌不二夫さん、日本たばこ産業株式会社東京支社の渋谷区担当部長・羽田昇弘さんが登壇。それぞれが抱く「渋谷モデル」に対する思いを語りました。

コロナで変わった清掃活動。アプリを通して見える化を実現!

自治体が実施する清掃活動といえば、これまでは地元の商店や企業、住民などが集合して行う大規模なものが主流でした。しかし、コロナ禍では清掃イベントなど人が集合する「密」は許されず、街の清掃活動は低迷していく傾向にありました。そこで渋谷区では、スマホで利用できるゴミ拾いSNS「ピリカ」に着目。アプリを通して街の清掃活動を可視化する“渋谷区版の見える化ページ”を導入しました。これによって清掃活動に関心の高い人々がアプリ上で、「密」になることなく、いつでも清掃活動ができるようにしたのです。


(写真:渋谷区長の長谷川健さん)

記者発表で長谷部区長は、「渋谷区版はピリカのアプリは、SNS世代も使いやすい仕様になっている。このアプリを通じて、若い世代にも積極的にゴミ拾いに参加していただき、幅広い人たちが盛り上がっていけるようにしたい。さらに、街のコミュニティの活性化にも繋げていければ嬉しい。」と話しました。

大学生や若手社会人などSNS世代の参加が増加中!

「渋谷モデル」では、渋谷化版ピリカのアプリを活用した清掃道具の貸出しのオンライン化や、区内地域ごとのゴミ拾い活動の比較、「落書き」通報機能の追加などを導入することにより、さらなるコミュニティの広がりを目指します。

渋谷区がピリカを導入する以前と比較すると、ゴミ拾いへの平均参加人数は約2.5倍、集まったゴミの数は約10倍に増えているという結果も発表。渋谷駅や恵比寿駅、原宿駅周辺では、大学生や若手社会人の参加者も増えているという結果にも繋がっているとのこと。ピリカの導入により清掃活動が活性化し、街の美化につながっていることが明らかにされました。

また、この新しい清掃スタイルを広く認知してもらうために、ピリカを活用したゴミ拾いを訴求する動画を制作。タワーレコードビジョンをはじめ、渋谷区7カ所で放映しています。

さらに今後は、秋のハロウィン時期に合わせたオンライン清掃イベントの実施や、渋谷区ピリカアワードという清掃活動に協力した人への表彰制度を設けるほか、ピリカが提供するゴミ分析サービス「タカノメ」を導入し、ポイ捨てゴミの分析やヒートマップ検証によって、ボランティア参加者に対しての清掃場所への誘導、指導員の巡回ルートの配置などに役立てる予定です。

パートナー企業による「渋谷モデル」の今後の想い


(写真:株式会社ピリカ 代表取締役・小嶌不二夫さん)

今回の取り組みに対して、株式会社ピリカの代表取締役・小嶌不二夫さんは「2011年の創業以来、ずっと会社の拠点にしている渋谷区は我々の地元。この区で『渋谷モデル』と名がつくような取り組みができることをとても嬉しく思う。」とコメント。「今回の取り組みは、以前から区内でゴミ拾いに取り組んでいる地元の住人の方、企業や団体などがいて初めて実現できたこと。今後は、渋谷を世界一綺麗な場所にしていくために全力を尽くしていきたい。」と決意を語りました。


(写真:日本たばこ産業株式会社東京支社の渋谷区担当部長・羽田昇弘さん)

日本たばこ産業株式会社東京支社の渋谷区担当部長・羽田昇弘さんは、「今回の『渋谷モデル』に関しては、JTの『Rethink PROJECT』という地域社会への取り組みの一環で参画しています。一人でも多くの人に『渋谷モデル』を知ってもらい、街の清掃活動の輪を広げていきたい。」と締めくくりました。

取材・文:安藤茉耶
編集:学生の窓口編集部
取材協力:渋谷区役所
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/

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