新入社員研修って何のためにあるの? 社会に出て意識のアップデートをしよう #キャリアロードマップの一歩目

2021/04/06

社会人ライフ

新入社員研修って何のためにあるの?
連載TOPイラスト:伊藤ハムスター

こんにちは、キャリアカウンセラーの"ひつじ"です。
春ですねえ。
この4月から新社会人として入社したみなさん、御入社おめでとうございます!!!

「初心忘るべからず」とはよく言ったもので、春は、新鮮な気持ちや謙虚さ・真剣さだけでなく、自身の未熟さを痛感する時期でもあるので、それも含めて忘れずにいて欲しいなと思います。

さて、今回のテーマは、今頃みなさんが受講されているであろう「新入社員研修」についてです。
私の人事業務は研修がスタートだったため、思い入れが強いので暑苦しく語っちゃいますが、最後までお付き合いください。

<目次>
1.そもそも新入社員研修は何のためにあるのだろう?
2.「お金を払って学ぶ」から、「お金をもらって学ぶ」へ

そもそも新入社員研修は何のためにあるのだろう???


新入社員からは「社会人になったのに、勉強ばっかり」「早く配属されたい」。
先輩社員からは「ダルかった」「配属先の実務に役立たない」など、何かとマイナスなご意見を頂戴する新入社員研修。
しかし、慣習だけの意味しかないのであれば、莫大な費用をかけてまで研修なんてしてませんって(研修って、受講者の人件費、施設代、宿泊交通費、講師料などなど、お金が相当かかるイベントなのですよ)。

新入社員研修の目的は大きく二つ。

1.社会人という新しいステージに上がるための移行期間(アップデート期間)
生活リズムも今までと異なるため、「今日から社会人です」と生活環境がいきなり変わると、人間ついていけないものです。学生から社会人という環境の変化に慣れるための期間です。(私は、玄米を精米するイメージを持っています)

2.新入社員研修は会社のことを横断的に学ぶ場
配属されると、自分の部署のことを知ることはできても、他部門のことや会社全体のことを学べる機会はなかなかありません。
会社の横断的な内容であればあるほど、配属先の実務とリンクする部分が少なくなってしまうので、「新入社員研修は役に立たない」「新入社員研修は無駄」という意見が出てくるのは仕方のないことなのですよね。でも、研修のカリキュラムは、その会社で働くということだけでなく社会人として大事なことが詰まっているので、真摯に取り組んでもらえたらうれしいです。

また、配属は決まっていても新入社員研修期間中は人事の預かり下にあり、研修を受けることだけが仕事です。配属後の研修は、自分の抱えている仕事が気にかかり、研修に100%集中できないものです(してもらうけどね!)。これからの長い社会人生活で、唯一研修に注力できる貴重な機会でもあるのですよ。

新入社員研修期間中は、同期とどっぷり過ごすことになるので、その人間関係に息苦しさを感じる人もいるでしょう。そういう方は以前の記事「同期とうまくやっていけるか不安と思っているあなたへ送るアドバイス」も読んでみてくださいね。


「お金を払って学ぶ」から、「お金をもらって学ぶ」へ

新入社員研修って何のためにあるの?


研修のタイプは、大きく下記の二つに分かれます。

・選択型(受けたい人が手を挙げて受講する)
・選抜型(会社側から選抜されて受講する)
新入社員研修や、近年減少傾向にありますが新入社員フォロー研修や入社〇年目研修は選抜型に当たります。

少し新入社員研修と話しは外れますが、ここからは選択型研修の話をしていきたいと思います(選抜型は受けたいと思っても、自分の意思で受けることはできないので)。

社会人と学生の違いはたくさんありますが、その中の一つに
学生:「学びの場」が与えられている
社会人:自分から「学びの場」を取りに行く
というものがあります。

学生時代でも、自分で学校や塾は選んでいました。でも、お金を払って学んでいたので「お客さん」だったのですよね。そのため懇切丁寧なカリキュラムやきめ細かいフォローが受けられていました。

社会人になると、面倒見の良い上司や先輩に当たれば「こういう勉強したら?」「この研修受けて来たら?」みたいなアドバイスをもらえることもあるでしょう。
しかし、そんな他人任せだけで人生は上手くいくことはないので、自身で情報をキャッチして、学んでいかないといけません。
「社会人になったのだから、もう勉強は終わり」「勉強なんてしなくても、どうにかなる」と思う人もいるでしょう。
ですが、知識のアップデートをしていかないと、仕事は必ず行き詰まります。

最近仕事に対して「消費されている」という言葉をよく聞きますが、ルーチンをまわしているだけだと、自分を消費されている感は強くなります。
仕事に自分を消費されない方法は、自身が仕事を通じて成長していると感じることです。
成長するためには、経験も大事ですが、情報やツールのインプットも大事です。

外部機関に自分で学びに行くと、お金がかかります。それも結構なお値段を取られます。
会社の研修というものは、費用負担ゼロで(むしろその間のお給料ももらえて)、知識のアップデートを得られるお得なシステムなのです。成長したい!と少しでも思うのであれば、積極的に参加していってくださいね。


まとめ


渦中にいると、「新入社員研修って面倒くさいなあ」と思う人の方が多いですよね。

でも、私の仕事柄というのもあるのですが、一生懸命取っていたノートが、現在も仕事の役に立ってくれたり、同期との思い出があったりして、当時不景気だったにも関わらず新入社員研修を実施してくれた会社に感謝しています。
色んなことを経験して、良い思い出の残る研修期間を過ごしてくださいね。
最後に一言。研修中に居眠りなんてするんじゃないよー!

ライター:ひつじさん文・ひつじ
キャリアコンサルタント&産業カウンセラー。新卒入社の企業での採用&研修担当を経て、現在はコンサルティング会社にて企業の相談事をメインに活動中。子持ち、資格マニア、雑学大好き。就職転職だけでなく、結婚出産等も含めたキャリア相談に定評あり。
Twitter:@ career_sheep


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