企業の本業以外の投資や財務活動などを通じて発生する収益のことを、「営業外収益」といいます。営業外収益は営業外利益と呼ばれることもあります。特別損益との違いなど、混乱することなく理解することが大切です。今回は営業外収益の具体的な中身や項目、特別利益との違いについて解説します。
【監修協力:資格の大原(社会人講座)】
営業外収益とは、企業の売上高のように、本業で得る収益ではないものの、企業の本業以外の財務活動から、毎年のように得ることのできる収益のことをいいます。
一般的に営業外収益は経営業績を表す決算書では「経常利益」の区分に表示されています。経常利益は営業利益と営業外収益を足した数字から営業外費用を差し引いて算出されます。
具体的な営業外収益の例としては、預貯金や貸付金などの利子である受取利息や、株式の配当金、為替差益、不動産賃貸料収入などです。
企業には営業外収益と同様に企業の本業以外から発生する「特別利益」があります。
言葉が似ているので混同しやすいですが、この特別利益は臨時かつ巨額の利益のみを指し、金額が小さいものや平常的に発生するものは営業外収益に含められます。このように、営業外収益と特別利益には、はっきりとした区別があります。
企業が得ている利益には、営業収益の他にも本業以外の財務活動から発生する営業外収益と呼ばれる収益があります。営業外収益の主な項目は受取利息、受取配当金、不動産賃貸料などの雑収入です。営業外収益の意味や臨時収入などの特別利益との違いについて知り、企業経営の仕組みについて正しく理解していきましょう。
(学生の窓口編集部)
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