Excelのフィルターがかからない! 絞り込みのエラー対処法を解説

更新:2025/12/22

ITスキル

Excelで利用されることの多いフィルター機能。欲しいデータだけ絞り込むのに便利ですよね。ですが、実際に使おうとすると「フィルターがかからない、なぜ⁉」なんてことも。

今回は、フィルター機能がうまく作動しない場合の対処方法について解説します。

※画像はWindows版Excelにて解説しています。Mac版も基本的に同じですが、操作が異なる部分は補足しています。


▼<上記に解決策がないときは・・・>
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フィルターがかからない場合の対処法

フィルター機能は、[データ]-[フィルター]を選択することで使用できます。

Excel フィルターがかからない 対処法

フィルターがかからない原因のひとつは、フィルターをかける対象としてデータが何も含まれていないセルを選択していることです。つまり対象範囲が指定されていないことになります。

Excel フィルターがかからない 対処法

対処法は、フィルターをかける対象としてデータが入力されたセルを選択することです。このように対処することで、フィルター機能を使うことができるようになります。

Excel フィルターがかからない 対処法

表の途中からフィルターがかからなくなる場合の対処法

表の途中でフィルターがかからなくなる場合、原因として表中に空白行が含まれていることが考えられます。
空白行が含まれていると、そこでフィルターがかからなくなる場合があります。

Excel 表の途中でフィルターがかからない 対処法

在庫が「×」の商品を表示するようにフィルターをかけても、No.10が表示されてしまっています。

Excel 表の途中でフィルターがかからない 対処法

対処法としては、範囲指定することです。指定してからフィルターをかけるようにしましょう。
範囲指定をしていれば、空白行の有無に関係なくフィルターをかけることができます。

Excel 表の途中でフィルターがかからない 対処法

先ほどと同じように、在庫が「×」の商品を表示するようにフィルターをかけると、No.10が表示されなくなりました。

Excel 表の途中でフィルターがかからない 対処法

フィルター機能がグレーアウトされ使用できない場合の対処法

オートフィルター機能がグレーアウトされ、使用できなくなった場合の原因としては、次の2点が考えられます。

・作業グループが指定されている場合
・シート、ブックが保護されている場合

作業グループが指定されている場合

まずは、1つ目の「作業グループが指定されている場合」の原因と対処法を詳しく解説します。
作業グループとは、複数のシートを選択している状態のことです。

Excel フィルター機能 グレーアウト 使えない 対処法

対処法は、作業シートの選択を1つだけにすることです。

Excel フィルター機能 グレーアウト 使えない 対処法

作業グループを解除してシートを1つだけ選択するには、Shiftボタンを押しながら、シート名のところをクリックします。

シートが保護されている場合

次に2つ目の「シートが保護されている場合」の原因と対処法を詳しく解説します。

「シートの保護」は、内容を簡単に修正できないように保護するためのExcelの標準機能です。保護されている場合には、フィルターが使えないようにグレーアウトされてしまうのです。

シートが保護されているかどうかは、[校閲]タブから確認可能です。

画像のように、「シート保護の解除」となっている場合にはシートが保護されていることを示しています。

Excel フィルター機能 グレーアウト 使えない 対処法

対処法として、シートの保護を解除します。「シート保護の解除」をクリックすれば解除できます。
※パスワードが必要な場合もあります。

保護を解除すると、画像のように「シート保護の解除」から「シートの保護」と表示が変更されます。

Excel フィルター機能 グレーアウト 使えない 対処法

これで、自由にフィルターをかけられるようになりました。

フィルターの解除方法と解除できない場合の対処法

フィルター自体を解除したい場合、グレーがかかっている[フィルター]をクリックすれば解除できます。

Excel フィルター機能 解除

また、さまざまな条件でフィルタリングしている状態で、フィルタリング結果を解除したい場合もありますよね。

Excel フィルター機能 解除

フィルターの機能はそのままに、フィルタリング結果のみ解除したい場合は、[データ]-[クリア]を選択しましょう。

Excel フィルター機能 解除

すると、フィルターがついたままフィルタリング結果だけ解除されます(全データの表示に戻る)。

Excel フィルター機能 解除

まれにフィルターの解除ができない場合があります。その場合は、処理の負担が重くなりすぎていることに原因があります。フィルター対象の中に、多くの数式が入っていると処理しきれずに解除できなくなる可能性があるのです。

その場合は、次の手順でブックの計算方式を「手動」に変更しましょう。

(1)タブからファイルを選択します。※Mac版はタブから「Excel」を選択

Excel フィルター機能 解除

(2)オプションを選択します。※Mac版は「環境設定」を選択

Excel フィルター機能 解除

(3)Excelのオプションで「数式」(※Mac版は「計算」)を選択し、計算方法の設定から「手動」を選択。「OK」ボタンをクリックします。

Excel フィルター機能 解除

フィルターのエラー予防チェックリスト

ここまでの内容をふまえて、フィルターのエラー予防チェックリストをまとめました。

□ シートに作業グループが指定されていませんか?
(フィルターが使えません!)

□ あるいはシートが保護されていませんか?
(フィルターが使えません!)

□ フィルターを使う際は、データ範囲を選択してからフィルターを押す
(確実に全データを網羅できます)

□ 表に空白行があるとフィルター漏れになりやすいので注意

□ フィルターの解除ができない場合は「計算方法の設定」を変更

まとめ

フィルター機能は便利であるため、使う機会の多い機能です。フィルター機能がうまく作動しない場合は、この記事を参考に対処してみてください。多くの場合、ちょっとしたことでフィルターが使えなくなっているだけなので、落ち着いて対処しましょう。

(学生の窓口編集部)

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