【Excel】パスワードをかけて暗号化する方法は?

更新:2020/01/30

ITスキル

Excel内の重要データに関しては、外部への流出などできるだけ防ぎたいものです。Excelの安全性を高めるためには、パスワードで暗号化することをおすすめします。パスワードをかけて暗号化する際、覚えておきたいポイントがあります。今回は、パスワードをかけて暗号化するにより安全性を高める方法を解説します。

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なぜパスワードは必要なのか?

Excelなど、Microsoft Officeのソフトについてはパスワードによって、報告書や資料など大切なデータの外部への流出を防いでいます。

特にOffice 2017以降は、アメリカ政府が採用している「AES」というパスワードの暗号化方式を採用。安全性に関しては「AES」は、これまでのものと比べてさらに高くなったと言われています。Microsoft Office内の重要なデータについては、パスワードをかけてセキュリティを強化しましょう。

パスワード作成・活用のポイント

Excelでのパスワードの作成、活用に関して、ポイントとしたいのは以下です。

・パスワードを8桁以上にし、できるだけ複雑なものにする。
パスワードは、できるだけ複雑なものにするほうが、セキュリティ面では安全です。具体的には、英字の大文字、小文字、数字を混ぜ合わせ、8桁以上にすることをおすすめします。

パスワードを使用して暗号化する

ここからは、パスワードを使用して暗号化する手順を解説します。

(1) 「ファイル」タブから「ブックの保護」を選択し、「パスワードを使用して暗号化」をクリックします。

(2)空欄にパスワードを入力し、「OK」をクリックします。

(3)空欄にパスワードを再入力し、「OK」を押して操作は終わりです。

パスワードをしっかりと管理する

Excelで作成したパスワードをしっかりと管理するには、紙などに書いて保存するか、パスワード管理ノートを作成し、データとして管理しておくことをおすすめします。中には、市販のパスワード管理用のノートもあり、これをネットで無料ダウンロードできるところもあるようです。
パスワードの管理に、これらを利用してみるのもよいでしょう。

まとめ

ここまで、パスワードの暗号化について詳しく解説していきました。ぜひ、みなさんもパスワードの暗号化を利用し、Excel内の資料や報告書など、大切なデータを外部への流出から守っていくことに努めていきましょう。

(学生の窓口編集部)

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