Macを使っていてもExcelを利用できます。
ExcelやWordといったOfficeソフトを利用するには、基本的には有料版を購入することになりますが、仕事での使用頻度が低い場合は機能制限がついたオンライン版を使う方法もあります。
ここでは、 無料で使えるオンライン版や代替ソフト、有料版の各パッケージの違いについて紹介し、購入するならおすすめのパッケージについて紹介しています。
MacだからといってExcelをあきらめる必要はありません。
Macユーザーでもエクセルが使えることを確認していきましょう。
▼目次
1.MacでExcelを使う方法は大きく分けて2種類
2.MacでExcelを無料で使う方法
3.Microsoft 365の1ヶ月間無料体験とは
4.Mac用Excelを購入!永続版とサブスクリプション版どっちがいい?
5.Mac用Excelはセット購入がお得
6.MacでExcelを使いたい新社会人におすすめのOfficeソフトセット
7.まとめ
以下の記事も参考にしてください。
Macでエクセルを使うには? 有料・無料プランやインストール手順を紹介
MacでExcelを使う方法は、大きく分けて2種類あります。
無料で使う方法は、機能制限や期間制限があるのであまりおすすめできません。
一方MicrosoftのOfficeソフトを購入することはおすすめできます。
なぜなら、ExcelをはじめとするMicrosoftのOfficeソフトはm社会人になってからの付き合いが長くなるからです。
できれば有料版を購入しましょう、
Macで 無料でExcelを使う方法は、3つあります。
この他に、期間限定でExcelのフル機能を使えるものに、「Microsoft 365」の1ヶ月間無料体験があります。
この中で 最もおすすめなのは、Microsoftが提供している「Office Online」を利用することです。
Excelを販売しているMicrosoft公式が提供しているので、有料版Excelとの互換性もバッチリですし、操作方法も一緒なのでストレスがありません。
ただし、機能に制限があります。
「使いたかった機能が使えない」
「もらったファイルの一部が編集できない」
「Microsoft Officeの資格の勉強に使いたかったのに役に立たない」
などなど、こういったデメリットもあるので注意が必要です。
Office Onlineの利用は「Office Online公式サイト」にサインインするとできるようになります。
フリーソフトの「Open Office」や「Libre Office」は、Microsoftが提供しているExcelに比べると操作性がいまひとつな部分があります。
また、Excelで編集されたファイルをフリーソフトで開いた場合に 表示が崩れてしまったり、編集できないこともあります。
軽い編集程度なら問題ありませんが、あまりおすすめはできません。
それぞれのダウンロードは以下からできます。
Microsoft 365の1ヶ月間無料体験は、最新のOfficeアプリケーションを無料で使えます。
使えるOfficeアプリケーションは、以下の6つです。
無料体験の期間が過ぎた場合は、有料版に切り替えることになります。
もちろん切り替え前にメールがきますし、有料版の購入はいつでもキャンセルできます。
Excelを購入予定でMacでの使い勝手を試したいという人は、無料体験から入ると良いでしょう。
Macで使うためのExcelを購入する場合、以下2つの選択肢があります。
永続版は、使えるオフィスアプリの種類によって2つにわかれるので、最終的には3つの選択肢から選ぶことになります。
ここでは、以下3つの観点から永続版とサブスク版について確認していきましょう。
「サブスクリプション版」は「定期購読版」のようなものです。
支払方法が月額版と年額版にわかれますが、使える機能は一緒です。
年額版のほうがややお得な価格設定になっています。
1ヶ月または1年ごとに一定の費用がかかりますが、 常に最新のOfficeソフトを使えるメリットがあります。
さらに、iPadやスマートフォンなど複数デバイスでも使用可能です。
サブスクリプション版で使えるアプリとオプションはこれらです。
Microsoft 365 Personal:サブスクリプション版 | |
アプリ | Word/Excel/PowerPoint/OneNote/Outlook MicrosoftAccess (Windows PC のみ) /MicrosoftPublisher (Windows PC のみ) |
オプション | OneDrive/MicrosoftSkype/Microsoftエディター 1TBのクラウドストレージ |
使用可能デバイス | Windows PC、Mac、タブレット、スマートフォン (Windows、iOS、Android))など 同一ユーザーが使用するすべてのデバイス に同時に5台までサインイン可能 |
Macユーザーでも、MicroSoftのアプリが使用可能になります。
iPadは持ち運びが便利で、使い勝手が良いと感じている方も多いでしょう。
特にデザイナーの方はパソコンよりもタブレットを持ち歩くことの方が多いはずです。
そういった方でも使えるのあ、便利だと言えるかもしれませんね。
「永続版」はいわゆる「買い切り版」のことで、価格は最初に購入した分しかかかりません。
しかし、機能のアップグレードはされず、数年後に最新バージョンが発売された場合再び永続版を通常価格で購入する必要がある欠点があります。
また、iPadなどのポータブルデバイスへのライセンスは含まれていないので、買ったデバイスのみでしか使えないデメリットがあります。
永続版はだいたい3〜5年前後で次のバージョンが登場しています。
常に最新バージョンである必要がある方は、そのたびに買い替えなければいけないので費用がかかる場合があります。
永続版で使えるアプリはこれらです。
オプションはないので注意してください。
Office Home & Student 2019 for Mac 永続版(買い切り版) | Office Home & Business 2019 永続版(買い切り版) | |
アプリ | Word/Excel/PowerPoint | Word/Excel/PowerPoint/Outlook |
オプション | なし | なし |
使用可能デバイス | 同一ユーザーが使用する2台の Mac | 同一ユーザーが使用する2台のWindows PC またはMac |
StudentとBusinessバージョンの違いは、商用利用可能かどうかです。
ビジネスシーンで使う場合はどれも商用利用になるため、社会人はBusinessバージョンを購入するようにしましょう。
2022年7月現在の永続版とサブスクリプション版の価格で3年間使用するとして比較すると、以下のようになります。
Microsoft 365 Personal サブスクリプション版 | Office Home & Student 2021 for Mac 永続版(買い切り版) | Office Home & Business 2021 永続版(買い切り版) | |
1回(1年)の料金 | ¥12,984 /年(税込) | ¥26,184円(税込) | ¥38,284円(税込) |
3年使った場合の価格 | ¥38,952円(税込) | ¥26,184円(税込) 買い替えを行うと ¥52,368円(税込) |
¥38,284円(税込)
買い替えを行うと ¥76,568円(税込) |
サブスクリプション版の方が若干高くなるものの、買い切り版は3年使用後に同じ料金で買い直す必要があることを考えると、サブスクリプション版の方がお得です。
つまり、
ということになります。
Excel単体での価格は、2022年7月現在、Microsoft公式サイトで17,904円(税込)です。
社会人に必須のソフトは以下4つがあります。
購入するならこれらとセットの方がいいでしょう。
4つ全ての永続版を単体で購入すると「17,904円×4=71,616円」になります。
しかし、永続版で上記の4つをセットで購入できる「Office Home & Business 2021」で購入すると、38,284円(税込み)で購入可能です。
単体で買った場合の約4割引きの価格になるので、購入するならセット購入しましょう。
社会人になると、Excel、Word、PowerPointがセットで必要になることが多いです。
これらをセット購入でまとめてお得に手に入れるのにおすすめのセットをいくつかご紹介します。
Office Home & Student 2021 for Macは、大学生や一般家庭でよく使われる3つのソフトがセットになった永続版です。
基本的なOfficeソフトの機能を使いたいならこれ1つで大丈夫でしょう。
同一ユーザーが使う2台のMacにインストールできます。
Office Home & Student 2021 for Mac | |
アプリ | Word/Excel/PowerPoint |
オプション | なし |
使用可能デバイス | 同一ユーザーが使用する2台の Mac |
公式価格 ※2022年7月時点 | ¥26,184円(税込) |
ビジネスで使うのなら、Outlookまで入ったビジネス版がおすすめです。
同一ユーザーが使う2台のWindows PCまたはMacにインストールできますので、仕事や学校で使うWindowsとプライベートで使うMacの両方にインストール、ということもできます。
Office Home & Business 2021 | |
アプリ | Word/Excel/PowerPoint/Outlook |
オプション | なし |
使用可能デバイス | 同一ユーザーが使用する2台のWindows PC またはMac |
公式価格 ※2022年7月時点 | ¥38,284円(税込) |
Microsoft 365 Personal(1年版)は、サブスクリプション版Officeです。
最新版のOfficeソフトがいつでも使え、1TBのクラウドストレージに、高度なセキュリティがふくまれています。
さらに、モバイルデバイスも含めてインストール台数に制限はありません(同時使用は5台まで)。
Microsoft 365 Personal(1年版) | |
アプリ | Word/Excel/PowerPoint/OneNote/Outlook MicrosoftAccess (Windows PC のみ) /MicrosoftPublisher (Windows PC のみ) |
オプション | OneDrive/MicrosoftSkype/ Microsoft エディター 1TBのクラウドストレージ |
使用可能デバイス | Windows PC、Mac、タブレット、スマートフォン (Windows、iOS、Android))など 同一ユーザーが使用するすべてのデバイス に同時に5台までサインイン可能 |
公式価格 ※2022年7月時点 | ¥12,984/年(税込) |
Microsoft Officeにはさまざまなバージョンがあり、使用用途や期間によってお得なバージョンも変わります。
Excelを含むMicrosoft Officeは仕事をする上では必須のものになりますので、無料版や代替ソフトではなく有料版を購入した方が安心です。
買い切りタイプを購入するのかサブスクリプション版を購入するのかは、仕事内容によって判断するといいでしょう。
マイナビ学生の窓口編集部
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