「惰性」の意味は? 使い方や例文を徹底解説

2018/12/25

付き合い・人間関係

「惰性」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。しかし、この「惰性」という言葉には、2つの意味があるということはご存知でしょうか? 今回の記事では「惰性」の2つの意味と、使い方や例文をご紹介します。

惰性

惰性の意味は?

「惰性」には2つの意味があります。

1つ目は「今まで続いてきた習慣や癖」という意味です。その行動を始めた当初と比べて、やる気や熱意を保てなくても、その習慣を辞めることができずに続けてしまっていることを表します。

もともと「惰」という漢字には、「だらける」という意味があり、「惰眠」や「怠惰」などという言葉にも使われています。「惰性で続けている」「惰性で付き合う」は、「なんとなく続けている」「ズルズルと付き合っている」というニュアンスで使われており、あまりいいイメージがないかもしれません。似たような意味で使われている言葉に「漫然」や「だらだら」という言い方があります。

2つ目は「物体が同じ運動状態を続けようとする性質」という意味です。これは「物体」に対して使われる言葉で、物理で使われる「慣性」と同じように使われます。止まっている物体は、外から力を加えなければそのまま止まり続ける。動いている物体は、外から力を加えなければそのまま動き続けるということです。一般的には、物体の動きや状態に対しては「慣性」、人の行動やモチベーションに関するものに対しては「惰性」を使われることが多いようです。

惰性の使い方と例文

■今までの習慣や癖という意味

・以前ほどの熱意は無いが、惰性で野球を続けている。
・学生時代からの恋人と惰性で付き合っている。
・惰性的に仕事をしていては、生産性はいつまでも上がらない。
・友人からの誘いに惰性で返事をしてしまった。
・夢や目標もなく惰性的に生きてしまっている。

■物体が同じ運動状態を続けようとする性質という意味
※こちらの意味で使われる場合には、「慣性」という言葉に置き換えて使っても構いません。

・重力のない宇宙空間では、投げたボールが惰性で飛んで行ってしまう。
・アクセルから足を離しても、車は惰性で動き続けた。

まとめ

惰性という言葉には「今まで続いてきた習慣や癖」という意味と、「物体が同じ運動状態を続けようとする性質」という、2つの意味があります。同じ言葉でも、人と物体に対してだと、全く異なった意味を持つ「惰性」という言葉、是非みなさんも正しい使い方を覚えてみてくださいね。

執筆:Click&Clack
学生時代から執筆活動を開始し、図書館や書店、出版社での勤務を経て現在はフリーライター。得意ジャンルは日本語や観光に関するもの。別名義でコラムやエッセイの執筆経験も多数。

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