「拝見する」の適切な使い方と例文は?

2018/02/01

対人マナー

「拝見する」の適切な使い方と例文は?

ビジネスシーンでは、尊敬語・謙譲語・丁寧語といった「敬語」の使い方が重要です。例えば何か資料を見るときでも、「拝見する」と、一言述べてから見るでしょう。では、この「拝見します」は、尊敬語・謙譲語・丁寧語のどれに該当するのか、みなさんはわかりますか? 今回は、「拝見する」の使い方を例文つきで解説します。

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■「拝見」は尊敬語? 謙譲語?

「拝見する」の「拝見」は、ずばり「『見る』の謙譲語」です。そもそも謙譲語というのは、へりくだる、つまり「自分を一歩引かせた言い方」をすることで、相手を立てるために使う敬語です。ですので、「拝見する」という表現は、自分がへりくだる場合か、取引先などに対して、自社の人間(身内)をへりくだらせる場合に使います。

■「拝見する」の適切な使い方は?

「拝見する」を使う場合は、例えば取引先や上司など、目上の人と同席中に何かを見る場合に使います。ビジネスシーンでは、何か資料を渡されて、それを見る際に述べることが多いでしょう。

その場合は、「拝見します」と述べます。よく「拝見いたします」と述べる人がいますが、「拝見」がすでに謙譲語ですので、「いたします」にすると二重敬語になってしまいます。「拝見させていただきます」も、くどい表現ですので避けましょう。

また、ビジネスメールでも「拝見します」はよく使うことがあります。例えば、「取引先に行き、そこで資料を確認するという約束をする」という内容のメールを送る場合は、

例1)
○日に御社に伺いまして、資料を拝見します。

といった書き方になります。もし仮に、自分でなく上司が行って確認する場合も、

例2)
弊社の○○が伺いまして、資料を拝見します。

といった形で「拝見します」を使い、取引先に対して上司をへりくだらせる表現にします。間違っても、「ご覧いただきます」など、尊敬語を使わないようにしましょう。

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