電気通信主任技術者試験の難易度はどれくらい?

更新:2019/05/31

スキルアップ

■「電気通信主任技術者試験」の難易度はどれくらい?

「電気通信主任技術者試験」は1985年7月から年2回実施されてきました。最近の試験は2017年7月に実施されています。累計34万238人が受験し、7万363人が合格して合格率は20.7%となっています。合格率が約15%で推移していた時期もありますが、ここ数年は約20%です。

この試験では、実務経験や過去の受験で合格した科目など、試験科目の免除が受けられます。そういった制度を利用している人も含めての合格率が20%ということですから、かなり難易度の高い試験であるといえるでしょう。過去に合格した科目の免除を受ける制度は「科目合格」といいますが、これには期限が設けられています。受験生にとっては便利な制度ですが、永久に免除ということではありませんので気を付けてください。

「電気通信主任技術者」とはどんな資格か、難易度はどれくらいなのかについて紹介しました。この資格があると、電気通信会社、電話会社、無線会社だけではなく、警備会社、家電やコンピューターのメーカーといった企業への就職にも役立ちます。難易度は高いものの誰でも受験できる資格試験なので、チャレンジしてみる価値はあるのではないでしょうか。

⇒データ出典:『電気通信国家試験センター』「全体の推移表(申請者数、受験者数、合格者数、合格率)」

http://www.shiken.dekyo.or.jp/...

(藤野晶@dcp)

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ