9月15日に借りて、10月27日から返済という例を見てみますと、
15万円 × 15% ÷ 365日 × 42日 = 2,589円(手数料)
で、定額1万円支払いですから、残った分が元本返済です。
ですので、最初の支払いは、
第1回目の支払い:7,411円(元本返済) + 2,589円(手数料) = 1万円(定額)
となります。7,411円分元本返済したので、第2回目の手数料(利息)は、
14万2,589円 × 15% ÷ 365日 × 31日 = 1,817円
ですので、
第2回目の支払い:8,183円(元本返済) + 1,817円(手数料) = 1万円(定額)
です。これを続けて支払うと……
返済期間:17カ月(17回)
返済総額:16万8,040円
手数料で支払った額:1万8,040円
となります。完済まで1年と5カ月かかりますし「1万8,040円」も手数料(利息)を払わないといけないわけです。この「元利均等返済方式」に対して、元本を例えば「1万円ずつ」定額、プラス手数料(利息)を足して返済していくという方式もあります。この場合には、
第1回目の支払い:1万円(元本返済) + 2,589円(手数料) = 1万2,589円
第2回目の支払い:1万円(元本返済) + 1,784円(手数料) = 1万1,784円
で、これを続けますと
返済期間:15カ月(15回)
返済総額:16万5,715円
手数料で支払った額:1万5,715円
となります。上記の元利均等返済方式よりましですが、完済まで1年3カ月もかかることになります。
リボ払いのメリットとデメリットをご紹介しましたがいかがでしたか? このようにリボルビング払いというのは、なかなか元本が減らず、支払期間も長くなるという厄介な支払いシステムなのです。リボ払いではなく、ミニマムペイメントという名前になっていることもありますが、基本的には同じシステムです。特に元利均等返済方式の場合には気をつけましょう。
(高橋モータース@dcp)
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