敬語に自信がない新社会人は63.4%! しかしバイト敬語は間違っている認識アリ【新社会人白書2017】

更新:2021/09/10

対人マナー

相手への敬意を示すために欠かせない敬語。社会人になれば、学生のときよりもよりきちんとした言葉遣いが求められるわけですが、では、「敬語に自信がない」と感じている新社会人は、果たしてどれくらいいるのでしょうか?
そこで学生の窓口フレッシャーズ編集部では、これから新社会人になる内定を獲得した大学4年生を対象に、敬語に自信がないと感じている人がどれくらいいるかを調査しました。また、いわゆる「バイト敬語」や「ご苦労様です」「お疲れ様です」といった間違えやすい敬語についても正しく使えているかを聞いてみました。

■敬語に自信はありますか?

自信がある 124人(36.6%)
自信がない 215人(63.4%)

「ない」と答えた人が過半数を占めました。早速、それぞれの意見を見ていきましょう。

■敬語に自信がある

●昔から使っていた

・小さいころの習い事で怖い先生がいたので、その人に対して失礼が無いように敬語で話していたから(女性/22歳/大学4年生)
・小学生から使ってきたし、一般常識だから(男性/22歳/大学4年生)
・親からも小さい頃から躾けられてきたし、部活でも必要とされたから(女性/22歳/大学4年生)

●アルバイトで鍛えた

・塾講師をやっていたためと高校生のときに先輩に対して敬語を使用していたから(女性/22歳/大学4年生)
・バイト先で教えてもらったので基本的なことは大体わかるから(男性/24歳/大学4年生)
・接客のアルバイトをしているので(女性/22歳/大学4年生)

●部活で鍛えた

・年配の方と、部活などの関係で話すことがたくさんあったので(男性/22歳/大学4年生)
・野球部で礼儀はちゃんとしている(男性/22歳/大学4年生)
・ずっと体育会の部活に所属してきたから(女性/23歳/大学4年生)

■その他

・最低限のものは本で知った(男性/22歳/大学4年生)
・最低限はできる自信はある(男性/22歳/大学4年生)

敬語に自信があると回答した人で多かったのが「昔から使っていた」「アルバイト・部活で鍛えた」という意見。実際の生活で敬語を使う機会があるかどうかが敬語をマスターする上で大事なようです。
それでは次に、敬語に自信がない人の意見を見ていきましょう。

次のページ敬語に自信がない人はどこが不安?

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