よく聞くビジネス用語は英語がもとになっているものが多く「インプレッション」もその1つです。カタカナのビジネス用語が多すぎて混乱している人もいるかもしれませんね。
ビジネスの場で使用される「インプレッション」の意味や使い方をわかりやすい例文を交えてご紹介します。
▼目次
1.インプレッションとはどんな意味?
2.インプレッションとリーチとの違い
3.インプレッションのビジネスでの使い方
4.インプレッションの例文
5.まとめ
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「インプレッション」は英語の「impression」からくるカタカナ言葉で、本来の意味としては「印象」「感じ」「気持ち」といった意味があります。
昨今のビジネスシーンにおけるインプレッションは、インターネット上で「広告やコンテンツが表示された回数」という意味で使われることが多いです。
ユーザーの目の前に広告などが表示されれば、たとえわずかでも「印象を与えられた」という意味合いでインプレッションという言葉が使われているのではないでしょうか。
web広告やSNS、記事などが表示された回数を「インプレッション数」といい、その数値は「1インプレッション」、略して「1imp」と表示される場合もあります。
もし広告のインプレッション数が低ければ、広告としての効果が薄いと判断することが可能というわけです。
このように、インプレッションとはwebマーケティングにおいて効果をはかるための重要な指標の1つとなっているのです。
そのほか、webに限らず一般ビジネスシーンにおいては、自社製品を販売しアピールする際の戦略の1つである「印象付け」という意味で使われることもあります。
インプレッションの関連語として「ファーストインプレッション」という言葉があります。こちらは直訳すると「第一印象」となります。
ビジネスシーンで使用される「ファーストインプレッション」は、はじめて広告が目に触れた瞬間や、はじめての印象を意味して使われます。
例えば営業プレゼンテーションのシーンで、初回プレゼンを聞き終わった段階で「ファーストインプレッションとしては悪くないね。ただし〜」といった具合に使われます。
webマーケティングの分野では、インプレッションとあわせて「リーチ」という指標も用いられています。両者の違いは次のとおりです。
リーチの方はユーザー数、つまり「何人が見たか」を表す指標として用いられています。例えば、Aさん1人が同じweb広告を3回見た場合は、リーチが1、そしてインプレッションは3とカウントされることになります。
※リーチの「何人」というのは通常、各自が使うデバイス(端末)で識別されます。そのため同じAさんがスマホとタブレットの2台で同じweb広告を見た場合、実際は1人ですがリーチは2とカウントされることにご注意ください。
インプレッションという言葉は、webマーケティングの分野で幅広く使われています。例えばweb広告に関する打ち合わせやプレゼンのシーンなどですね。
基本の使い方としては、
のように使います。SNSも広告と同じく、SNSの投稿が表示された回数をインプレッションと表現します。
また、インターネットに限らずテレビや紙媒体などで、「印象付け」という意味合いでインプレッションが使われることも。例えば「強いインプレッションを与える」といった使い方です。
それから「ファーストインプレッション=第一印象」もよく耳にする表現です。例えば新しい取引先と初めて対面した担当者に対して「ファーストインプレッションはどうだった?」のように使います。
ビジネスシーンを想定したインプレッションの例文をご紹介します。
人々の話題にのぼらない媒体や、ターゲットとなる層が閲覧しないような媒体に広告をのせても意味がありません。広告の露出を増やすために、広告媒体を慎重に選んだという意味の例文です。
SNSではインプレッション、つまり表示されるだけでなく「いいね」や「リプライ」といったアクションを起こしてもらうことも大切です。
相手に強い印象を残すことができれば、プロジェクトの成功に近づくことができる、という意味の例文です。
インプレッションとは本来「印象」という意味を持ちます。そこから転じて昨今ではweb広告やSNS、記事などが表示された回数という意味で用いられることが増えています。
インターネット広告を担当している部署では、きっと話題にのぼる機会が多いことでしょう。正確な意味を知って、マーケティングや資料作りに役立ててくださいね。
(学生の窓口編集部)
学生の窓口編集部
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