イノベーションとは英語の「innovation」のことで、「革新」「一新」などの意味を持つ言葉です。この言葉は動詞 「innovate」 の名詞形で、ラテン語の「リニューアルする」という意味を持つ言葉に由来しています。
日本で使われる「イノベーション」には、「革新」「一新」という意味のほかに、「技術革新」「大きな変化」「新しい活用法」などの意味を持つこともあります。つまり、ただ単に新しくするのではなく、これまでの常識が変わるほど社会を大きく動かす技術革新や、新たな概念を指す言葉ということです。
そんな今さら聞けない「イノベーション」がビジネスでどんな使われ方をするのか、例文とともに解説していきます!
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実は、私たちのまわりには「イノベーション」の成果であふれています。例えば、インターネットやテレビ、スマートフォンなど。新たなアイディアが生まれ、私たちの生活を根本から変えてしまいましたよね。そのほかには、車や飛行機などの移動手段もイノベーションの成果です。もっと身近なところでは、自動販売機や回転寿司もイノベーションの成果と言えるでしょう。
上記の例からもわかるように、イノベーションはこれまでにない発想や従来のやり方の中でアイディアが生まれ、そこにニーズと技術が加わり成り立つものなのです。ビジネス用語としての「イノベーション」は、「次のイノベーションとなりうる製品が必要だ」というように、技術革新という意味で最もよく使われます。
しかし、最近ではその枠を超え、サービスやマーケティングなどの分野にも広がり、「新機軸のサービス」や「新たな価値観の提案」という意味でも使われるようになりました。また、ITを活用したイノベーションも注目され、仕組みや情報を活用した変革が進んでいます。
ビジネスシーンでは、「イノベーション戦略」「コンセプトイノベーション」「マーケティングイノベーション」など、他の語とともに使われることもあります。どちらにしても、これまでの価値観や常識がリニューアルされ、企業がその変化から利益を得ようとするときに使うのが適しているでしょう。
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実際のビジネスシーンで、「イノベーション」という言葉がどのように使われているのか、例文をご紹介していきます。
<単体での例文>
・「新しいことを否定してばかりでは、イノベーションは生まれない」
・「イノベーションの原動力となりうるのは何だろう?」
<他の語と組み合わせた例文>
・「持続的イノベーションで成り立っている企業は、破壊的イノベーションを重視しない傾向にある」
・「最近では、ユーザーが目的達成のためにイノベーションを起こすユーザーイノベーションが多発してる」
ビジネスシーンでは、社内・外を問わず「イノベーションの必要性」に関する使い方が多く、革新のキーワードといってもいいかもしれません。ただし、「革新的イノベーション」と同じ意味の語を重複して使わないように注意しましょう。
「革新」を意味する「イノベーション」。「○○のイノベーション」といえば聞こえはいいのですが、「新たな○○の導入」で意味をなすものはそのままの方が無難かもしれません。ビジネス用語は日々新しいものが出てくるので、しっかり意味を理解して使うようにしましょう!
文・学生の窓口編集部
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