アウトソーシングの意味は?メリット・デメリットやビジネスシーンでの正しい使い方を解説【スグ使えるビジネス用語集】

2021/03/30

ビジネス用語

アウトソーシングという言葉の意味は正しく理解していますか? ビジネスシーンでは耳にすることも多いのではないでしょうか。実際に自分の会社でアウトソーシングを実施している、もしくは請け負っている場合などもあることでしょう。ここでは、ビジネス用語である「アウトソーシング」の意味と使い方、例文をご紹介していきます。

アウトソーシングの正しい意味とは?

アウトソーシングとは、内部の組織で賄っていた業務を外部会社に委託するという意味です。もしくは、新たに行う事業の一部を外部会社のサービスを購入し、委託することを指しています。

日本語で「業務委託」を意味するアウトソーシングは、業務を依頼する企業と受託する企業の2つに分かれます。そして、受託側の企業のことを一般的に「アウトソーサー」と呼びます。

言葉の成り立ちを考えると、「アウトソーサー = 委託企業」、「アウトソーシー = 受託企業」と呼ぶべきですが、ここでは慣習に従って受託企業のことをアウトソーサーと表現します。

アウトソーシングの目的は、品質やサービスの向上やコスト削減などさまざま。外部会社に委託することで、これまで煩雑だった業務を整理することも可能です。信頼できる第三者に業務を委託することで会社の信用を上げることもできるかもしれません。

また、工数が不足している会社であれば、アウトソーシングすることによって、内部のリソースを利用することなしに、新規ビジネスを立ち上げることも可能です。

ビジネス用語としてのアウトソーシングの使い方

アウトソーシングという言葉の使い方は単純で、外部に業務を委託する際に用います。自社の人員では賄いきれない業務があった場合にはアウトソーシングを行うことが一つの手段となるでしょう。

また、社員が行う必要がない、運用業務や監視業務などでは有効です。比較的安価な料金で請け負う会社がある場合には、アウトソーシングを行うことで会社のコスト削減につながります。

新規ビジネスを立ち上げる際に、自社にその技術がない場合には、アウトソーシングを行い、ビジネスを開始する場合もあることでしょう。効率よくアウトソーシングを利用することで、会社の信頼性はアップします。

アウトソーシングのメリット

自社のルーティン業務をアウトソーシングすることで、より創造性が高くて労力を要する業務にリソースを割くことができるようになります。

例えば人事の業務をアウトソーシングした場合、給与の計算や支払いなどのルーティン業務を外部会社に任せることができます。その結果、より重要で優先度の高い業務に専念できるようになります。

また、ルーティン業務だけでなく専門性の高い業務に関してもアウトソーシングは有効です。例えば社員研修をアウトソーシングした場合、教育の専門家が考えたプログラムを受けることができ、社員のスキルや能力を効果的に伸ばすことができます。

自社に技術がない分野に関しては、外部の専門家のノウハウを取り入れることで、業務の効率化を図ることが可能になります。

アウトソーシングのデメリット

アウトソーシングには、業務に関する知見やノウハウが社内で蓄積されにくいというデメリットがあります。外部に委託した業務に関しては、自社の社員が経験できなくなるので、その分野のレベルアップは期待できなくなります。

また、アウトソーサーに顧客や社員の個人情報などの機密情報を提供する場合、自社だけで管理するよりも情報漏洩のリスクが高まることも避けられません。

アウトソーシングと派遣の違い

アウトソーシングと混同されやすいものに、「派遣」があります。両者の大きな違いは、依頼するものが業務なのか、人材なのかという点にあります。アウトソーシングが業務そのものを委託するのに対して、派遣では人材派遣会社から必要な人材を自社に手配してもらいます。

また、アウトソーシングでは業務の管理もアウトソーサーが担当しますが、派遣の場合は派遣先の社員が業務の指示を行う点も異なります。

アウトソーシングとシェアードサービスの違い

シェアードサービスとは、グループ企業ごとに重複して存在する間接部門を一箇所に集約し、業務の効率化とコスト削減を図る経営手法です。間接部門とは、人事、経理、総務など企業の売上に間接的に影響を与える部門を指します。

アウトソーシングでは外部会社に業務を委託しますが、シェアードサービスではグループ企業間で間接部門を共有する点が異なります。また、シェアードサービスでは業務に対する知識やノウハウが社内で蓄積されていきますが、アウトソーシングではノウハウの蓄積がされにくいという点も大きな違いです。

アウトソーシングの例文

ここでは、アウトソーシングという言葉を利用する場合の例文をご紹介します。アウトソーシングを行うことになった場合には、例文に従い利用してみると良いでしょう。

例文(1)

・運用業務はアウトソーシングへ依頼しましょう。

自社で煩雑になっている業務を整理したい場合や、コスト削減を行いたい場合に用います。運用業務は定常業務が多く、マニュアル化しやすいもの。しっかりしたマニュアルがあれば、社員が行う必要もなく、外部会社に委託することが可能です。

また、アウトソーシングを行うことでよりしっかりとした運用と、レポートが期待できることでしょう。社員が行うよりも、外部会社に委託する方がコストを削減できる場合が多くあることもメリットです。

例文(2)

・アウトソーシング先を探してください。

すでに自社で行っている業務を外部に委託したい場合や、新規ビジネスの立ち上げで技術や工数が自社にない場合などに用います。上手にアウトソーシング先を見つけることで、より確かなビジネスへの発展へとつながることでしょう。

まとめ

アウトソーシングの意味や使い方をご紹介しました。これまで間違った理解をしていた人もなかにはいるのではないでしょうか。アウトソーシングはあくまでも外部会社への委託です。アウトソーシングを行う際には、NDA(機密保持契約)をしっかりと結び自社を安全に保つことが大切です。

文・学生の窓口編集部

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