学生の立場からすると、残業と聞くと非常にネガティブな印象があるかもしれませんが、少なくとも入社してすぐに残業漬けになる、といった状況は考えたくありません。ただもうお金をもらって仕事をする立場なのですから、必要とあれば新入社員であっても残業が発生しても何ら不思議はないのかもしれません。では実際に新入社員であっても残業は発生するでしょうか? また残業時間に上限はあるのでしょうか? そして退社の際に気を付けておくべきことについても見ていきましょう。
◆新入社員でも残業ってあるの?
入社してすぐの社員は知識や経験が少なく、その分仕事に時間がかかってしまって残業もやむなしという状況に陥ってしまうかも、と考えられなくはありません。しかし新入社員は戦力としてよりも、学ぶべき立場としての要素が多いため、指導係と合わせて残業をさせても会社としては利益になりづらいという事実があります。それでも業務の状況によっては残って仕事にあたる事を余儀なくされる場合もあるかもしれませんが、新入社員個人がその判断を下せる場面はなかなかないと思われるため、結論として新入社員が一人で残業をさせられる可能性は低いと言っていいでしょう。
労働基準法によれば、仕事は1日8時間、1週間で40時間を超えてしてはならないと決められています。しかし現実問題としてこの労働時間では業務が滞ってしまう場合が多くあります。そこで労働基準法では会社とその会社で働く社員の間で契約が締結されていれば残業を行ってもよいと認めています。この取り決めを「36協定」と呼びます。しかし36協定が締結されていればいくらでも残業していいというわけではなく、7種類の一定の期間内における最大残業時間が決まっています。最短スパンで言うと1週間では15時間まで、最長スパンで言うと1年間で360時間です。1日単位での上限は決まっていません。
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