新卒の希望は通るの? 社会人が教える配属発表の現実「一番行きたくない部署だった」

更新:2017/06/09

配属・異動

入社した後、最初に気になるのが配属発表。自分が希望していた通りの部署に配属された人もいれば、思っていたところとは違う部署に配属されてしまってがっかりしている人もいるかもしれませんね。いったいどれぐらいの人が新卒で希望通りの配属になったのでしょうか。そこで今回は先輩社会人のみなさんに、配属発表のときに自分の希望がかなったかどうか聞いてみました。

■入社時の配属発表で、あなたの希望通りに配属されましたか?
はい  216人(51.4%)
いいえ 204人(48.6%)

「はい」と答えた人と「いいえ」と答えた人が、ほぼ半々という結果になりました。希望が通らなかったという人も意外と多いようです。希望が通った人、通らなかった人それぞれの理由や配属発表時の気持ちを見てみましょう。

<はい>
●面接の時からの希望
・当時、面接時に部門配属希望を聞かれ希望を出し、その通り配属された (男性/35歳/運輸・倉庫)
・入社面接の時から希望職種は変わらず、その希望が叶ったので(女性/40歳以上/情報・IT)
・募集時の面接で返答した部署だった(女性/36歳/生保・損保)

●資格が必要な部署
・ 資格が活かせる職場だった(女性/40歳以上/医療・福祉)
・専門的な資格が活かせる 仕事だったから(女性/40歳以上/団体・公益法人・官公庁)
・専門職のため(女性/32歳/医療・福祉)

●働く場所が希望通り
・やりたい仕事に配属されて、勤務地も希望通りだった(男性/40歳以上/運輸・倉庫)・自宅から近いとこだし、環境も良い(女性/40歳以上/学校・教育関連)
・希望していた店舗だった(32歳/女性/医療・福祉)

面接のときから強く希望していれば、希望が通る可能性が高くなるのかもしれません。部署だけでなく、勤務地も重要な要素のひとつ。自宅からの通勤時間にも影響してくるので、働く場所の希望が通ったことはうれしいですね。

<いいえ>
●興味がない部署だった
・まったく気の乗らない部署だった(男性/40歳以上/建設・土木)
・興味のなかった分野の担当になった(女性/38歳/人材派遣・人材紹介)
・実際に興味を持って取り組みたかった仕事が他部署だった(男性/40歳/自動車関連)

●予想していた配属と違った
・有無を言わさずいきなり営業に回された(男性/38歳/その他)
・予期せぬ配属だった(男性/40歳以上/学校・教育関連)
・専門外のことをさせられた(女性/30歳/医療・福祉)

●大変そうな部署だった
・一番大変な部署に所属されたが自分に合わなかった(女性/40歳以上/自動車関連)
・難しそうで、一番行きなくない部署だった(女性/37歳/医療・福祉)
・担当する部署が多忙すぎるので(女性/40歳以上/その他)

もともと興味がない部署に配属されてしまうと、気持ちを切り替えて働くのが大変ですよね。忙しそうな部署に配属されてしまうと、想像していた働き方とがらっと変わってしまう可能性もあります。

いかがでしたか? 希望通りの配属にならなかった場合を考えて、入社時の配属にはあまり大きな期待をしないほうがいいのかもしれません。たとえ希望が通らなかったとしても、前向きに自分のやりたいことを探していく姿勢が大事ですね。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2016年3月
調査人数:社会人男女420人

関連キーワード:

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ