これは怒られても仕方ないかもしれませんが、一方で「そこまで怒らなくても……」という気もします。図星だったから、過剰に反応してしまったのでしょうか。
■上司の説明に対し「でも……」と言いかけたら、「何か文句あるのか!!」(29歳/女性)
怖過ぎます。こんな風に言われたら、「いえ、何もありません! 失礼します!」としか言えないですよ。
■上司に「〜じゃん」と言ったら、「おい、ちょっと待て!」とキレた(28歳/男性)
上司がキレるのも当たり前です。そのノリを使っていいのは、同世代以下だけ。上司への「じゃん」は絶対にやめましょう。
■上司に一生懸命プレゼンしているとき、ここまでの内容確認の意味で、つい「理解できますか?」と言ってしまった。そして上司に「分かるわ!」と怒られた(31歳/女性)
これはまさに「言葉のアヤ」ですよね。あくまで理解度を確認するための言葉だったのですが、“上から目線"に捉えられてしまったのでしょう。これがあるから、上司とのやりとりは難しいです。
■会社での飲み会。乾杯の前に、「簡単に挨拶をお願いします」と上司に頼んだら怒られた(38歳/男性)
おそらく上司は「簡単に」という言葉にカチンときたのでしょう。それが挨拶を頼む態度か、と。でも、得てして上司というのは、乾杯前に長々と挨拶しますからね……。
■ある上司に仕事の分からない部分を聞いたら、別の上司から「どうして俺に聞かないんだ!」と怒られた(24歳/男性)
この怒られエピソードは、もはや同情しかありません。「仕方ないじゃないですか、あなたに聞いてもよく分からないんですから」と言いたいところですが、そんなことできませんし……。
言葉選びの難しさを感じることは随所でありますが、上司とのやりとりほどそれを痛感する瞬間はないかもしれません。しかも、上司がキレるポイント、いわゆる「着火点」は人によって違うもの。いつかはどこかで上司を怒らせてしまうことがあるでしょう。そのときはひたすら謝って、「これが社会人の洗礼か」と思うしかないのです。
(J.B.河合+プレスラボ)
調査期間:2015/10/20~2015/10/21
アンケート集計:マイナビ学生の窓口
有効回答数235件(ウェブログイン式)
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