アルバイトや仕事をしていると、始める前は考えもしなかった特殊なスキルが身につくことはありませんか? プライベートでも使えるすばらしい能力や、身に付いてもほかではまったく役に立たないスキルまで、「アルバイトや仕事で身についた特殊能力」を聞いてみました。
■鉛筆を1ダースぴったりつかむ
「文具屋で鉛筆の名入れ業務のアルバイトをしていたら、鉛筆の束を適当につかむだけで1ダースぴったり取れるようになったし、持った時点で箱に入る形に成形できるようになった」(31歳/男性/システムエンジニア)
そもそも「鉛筆の名入れ業務」がアルバイトの仕事であることに驚きました。求人広告もあまり世に出ないレアな職種ではないでしょうか。
■長さを測らずにサイズピッタリに断裁
「製紙業を営んでいた祖父は、なんの印もない真っ白な紙を、長さも測らずにA4やB5などのサイズに裁断できたらしい」(26歳/女性/出版)
これぞ職人技! マニュアル化や「見える化」がうたわれることが多い昨今ですが、こうしたスキルこそ日本の宝とも言えますよね。実際にやっているところを見てみたいです。
■触るだけで生地の種類がわかる
「クリーニング屋の受付のバイトを4年くらいやったら、手触りだけで洋服の生地の種類が分かるようになった。アンゴラとかフォックスとか」(25歳/女性/ライター)
アンゴラ……? フォックス……? 綿とポリエステルしか知らず、「女性の下着はシルクがいい」くらいしか考えていない筆者の洋服がヨレヨレな理由がわかった気がしました。
■地域一帯の家族構成を把握
「郵便局の年末バイトをしたら、地域一帯の家族構成をある程度覚えた。家族構成、ある程度の職業、届く年賀状の絵柄によってはオタクかオタクじゃないかまでわかる」(23歳/女性/イラストレーター)
守秘義務があるとはいえ、「知られている」と思うだけでちょっと警戒したくなる人もいそうですよね。
■宿題をやっていない生徒は顔でわかる
「塾講師を3年ぐらいやっていましたが、生徒が宿題をやってきてるかどうかは微妙な表情の具合で気づくようになった。生徒は入れ替わりだけど、どの子も2~3カ月したらわかるようになっていた」(25歳/女性/建材)
筆者もどちらかと言えば「宿題やってない勢」に入る部類だったのですが、ごまかし方にだけは定評があったので、ぜひこの先生と心理戦を繰り広げてみたいものです。
■発注書を見るだけで地雷案件かわかる
「会社員時代にウェブ制作の仕事をしていたころ、社内の営業担当が持ってくるA4サイズ1枚の発注書を見るだけで、その案件が楽勝か地雷かを見抜くことができた」(30歳/女性/IT)
A4用紙1枚の情報からその案件の難易度を読み解くスキルはかなり難しそうですよね。
■胸の盛り方がうまくなった
「タンクトップとホットパンツが制服の飲食店でアルバイトをしていたら、胸の盛り方が日に日にうまくなった。あと、担当テーブルのお客様に渡すおしぼりの封を切り、中身だけ抜いてもらうという作業を、プライベートでも男性にやってしまう職業病になった」(20歳/女性/大学生)
接客業は日常生活でも使えるスキルが多いぶん、職業病も多くありそう。
働いていた仕事の内容によって、身に付く能力もさまざま。筆者はレストランでアルバイトをしていたら「フォークとスプーンを片手で持って、トングのようにしてサラダを取り分ける」という特技が身についたのですが、モテると思って合コンで使ったら「あざとすぎる」とドン引きされたことがありました。みなさんは、どんな特殊能力を持っていますか?
(カツセマサヒコ/プレスラボ)
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