芸術の秋。美術館で絵画を見たり、コンサート会場で音楽を鑑賞したりもいいですが、身近に楽しめる芸術といえば映画。予告や口コミを頼りに、気になる映画を見に行くのは楽しいものです。しかし、大きな期待をして見始めたのはいいものの、冒頭数分で「何だか思ってたのとは違うかも......」なんて裏切られたような気持ちになった経験のある人も多いはず。おもしろい映画と出合う方法、誰か教えて〜!
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今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、シネマライターの渡部あきこさん。さまざまな映画雑誌や映画情報サイトなどで執筆している渡部さんに、おもしろい映画の探し方を聞きました!
■「全米No.1」はウソ!?
−疑った方がいい宣伝文句、信じてはいけない情報を教えてください!
「まず、よくあるのは全米No.1というキャッチフレーズ。これはBoxOffice(全米興行収入)が週間で順位付けをしており、そこで1週でも1位になれば全米No.1となります。中には『初日の興行収入が1位だった』、『ティーンの動員数が1位だった』などでも全米No.1とするケースもあるようなので、必ずしも全米No.1=全米のみんなが見た、というわけではありません」
映画の宣伝文句でよく聞く、「全米No.1」という言葉。もちろん本来の意味合いの全米No.1ヒット映画もありますが、中には疑わしいものもあるのですね。
■洋画のリタイトルにご注意!
−他に、気をつけるべきポイントを教えてください。
「洋画のタイトルが変更されていて、本来の意味とは全然違ったタイトルになっているケースには注意が必要です。原題そのままだと意図が伝わりづらいようなときによく使われる手法ですが、あまりに内容とかけ離れた日本語題がついてしまい、タイトルに惹かれて見たけど何だか違う......という場合もあります。ちなみに、『幸せの〜』とか『運命の〜』というワードは、日本人に響きやすい言葉として使われることが多いので注意したほうがいいかも」
タイトルを見てピュアな純愛ものだと思ったのに、実際は濡れ場もある愛憎劇だった......なんてミスマッチは起きやすいもの。付き合いたての恋人と行ってしまい気まずい思いをしないように注意が必要かもしれません。
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