■広く見せるディスプレイテクでは、狭い部屋を広く見せるにはどうしたらいいですか?
「部屋を広く見せるよう演出するには、目の錯覚を利用しましょう。狭い空間でも、広々として見えるようなディスプレイ法を伝授します」
1.装飾しない壁を一つ作る
部屋の全ての壁が小物や雑貨類、棚などで埋まってしまうと、狭く見えてしまいます。どこか一面だけでも壁を見せると、広く感じさせることができます。
2.間接照明で奥行きを演出するテク
部屋の天井や床のコーナー部分に間接照明を置くと、明かりを点けたときに奥行きが出るので、部屋が広く見えます。
3.直線的なフォルムを取り入れる
インテリアアイテムは、なるべく直線的なデザインのものを選ぶと、部屋全体がシャープですっきりした印象になります。
4.色の数を抑える
カラーをたくさん使いすぎると、部屋に圧迫感が出てしまいます。なるべく色のテイストを合わせたり、単色でそろえたりしてすっきりさせましょう。
■ひとことアドバイス「衣類や日用雑貨は、見せるものと隠すものをはっきり棲み分けさせて、キレイに収納しましょう。また、インテリアアイテムを買うときは、部屋の印象が散漫にならないよう、部屋全体のテイストや調和を考えて、自分の中で部屋をどうしたいのかイメージを固めてから購入すると失敗しなくて済みます」
なんだか、インテリア欲が沸いてきました! まずはいらない服や雑貨をすっきり処分して、模様替えついでに「見せる収納」からはじめたいと思います。
(栗本千尋+プレスラボ)