勉強が嫌いな人は約6割! 嫌いになったきっかけは? 「つめこみに疑問」「勉強しても成績が上がらない」

更新:2016/06/15

社会人ライフ

では、逆に好きになったきっかけについても聞いてみましょう。

■他人から褒められた

・成果がでるとうれしい。一度だけ学年で一番を取ったことがありうれしかった(女性/34歳/金属・鉄鋼・化学)
・高校のときに学年3位を取ったら周りからちやほやされたのがうれしかったから(女性/27歳/人材派遣・人材紹介)
・小学校の自由研究で自作のラジコンを作り、それが先生やクラスメートから大好評で、それ以来理科や工作に熱中するようになった(女性/35歳/医療・福祉)

他人から褒められることで「もっと頑張ろう」という気になったという人も多いようです。認めてもらうということは、励みにもなりますよね。

■勉強することでプラスになる面がわかった

・学べば、その知識や体験が実生活や仕事の役に立ったり、生活が豊かになるから(男性/31歳/その他)
・テストでいい点をとるとゲームを買ってくれたから勉強をするようになった(男性/28歳/建設・土木)

子どものころはテストで良い点を取ると何かを買ってもらえる。大人になってからは勉強すれば資格取得できたり、仕事の役になったりして収入が増える。勉強が自分にとってプラスになるということがわかると自然と好きになるのかもしれませんね。

■知識が増えるのが楽しい

・学校を卒業して、試験がなくなってから。勉強という言葉が学ぶという言葉に変わったとき、いろんなことを知ることが楽しいと思えるようになった(女性/34歳/不動産)
・歴史の本を読んで、まだ知らないことを知ることは楽しいことだと感じたから(女性/28歳/その他)

知らないことを知るための方法として勉強する。その結果、知識が増えていくことが楽しいと思えると勉強に対する苦手意識もなくなるのでしょうか。

学生のころは楽しいと思えなかった勉強も大人になって自発的に学ぶようになってから好きになれたという人も。自分のためになることだと思えば、嫌いだった勉強を好きになるということはあるもの。学生時代に「嫌い」という意識を持ってしまった人も大人になったからこそ楽しめる勉強があると意識を変えてみると良いかもしれませんね。

調査期間:2015/4月(フレッシャーズ調べ)
調査対象:社会人男女
有効回答件数:380件

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