アギーレ監督が最短? 1番勝率がいい監督は? 歴代のサッカー日本代表監督の任期や成績を調べてみた。

更新:2018/11/01

社会人ライフ

●岡田武史(1998年)


通算成績:17戦7勝6敗4分(勝率:41.2%)
主なタイトル:なし

現地で加茂周氏が解任された後、代理監督になったのがコーチの岡田武史氏。その後、チームは見事に予選を突破し、正式に監督就任となります。メンバー発表の際、カズこと三浦知良選手を選外にしたことが有名です。ワールドカップ終了後に退任しました。

●フィリップ・トルシエ(1998-2002年)

通算成績:54戦25勝12敗17分(勝率:46.3%)
主なタイトル:2000年AFCアジアカップ優勝、2001年FIFA コンフェデレーションズカップ準優勝、FIFAワールドカップ日韓大会ベスト16

岡田武史氏が退任した後、次のワールドカップを目指して白羽の矢が立てられたのが、アフリカのナショナルチームで好成績を残していたフィリップ・トルシエ氏でした。「フラット3」という戦術を取り入れるなど、巧みな戦術論を展開し、日本代表を鍛え上げ、自国開催となった2002年ワールドカップではベスト16入りを果たしました。ワールドカップ終了後に退任しました。

●ジーコ(2002-2006年)

通算成績:71戦38勝18敗15分(勝率:53.5%)※監督代行分は除く
主なタイトル:2004年アジアカップ優勝

トルシエ氏の後に代表監督に就任したのが、ブラジルだけでなく、日本でも有名なジーコ氏でした。中田、小野、中村、稲本の「黄金の中盤」は非常に魅力的でしたが、さまざまな問題も指摘されていました。見事にワールドカップ予選を勝ち抜きましたが、本番の2006年ドイツワールドカップでは2敗1分で敗退。その後退任となりました。

●イビチャ・オシム(2006-2007年)

通算成績:20戦13勝5敗2分(勝率:65%)
主なタイトル:なし

ジーコ氏が退任した後、日本代表の再建を託されたのがジェフユナイテッド千葉などを指揮し、高い評価を得ていたイビチャ・オシム氏でした。独特の言葉や戦術論が話題となり、大きな期待が寄せられましたが、病気により2007年に退任しました。

●岡田武史(2007-2010年)

通算成績:50戦26勝12敗12分(勝率:52%)
主なタイトル:2009年キリンカップ優勝、FIFAワールドカップアフリカ大会ベスト16

オシム氏の退任を受けて急きょ監督に選ばれたのが、1998年のワールドカップで指揮を執った岡田武史氏でした。就任後は順調にチームの育成が続き、ワールッドカップ予選も突破しましたが、本番前になって4連敗。チームの不調を危惧する声も大きかったのですが、予想を覆して16強入り。その手腕は高く評価されました。

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