ドアを開けて着席するまでの間、席を立って退室するまでの間など、面接では意外と歩く姿が見られるもの。そんな時、颯爽と歩いて相手に良い印象を持ってもらいたいですよね。そこで、国際イメージコンサルタントの吉村ひかる先生に面接の時の印象がUPする美しい歩き方のコツを紹介します!
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面接で魅力3割増しになる美しい立ち方のコツ
■歩き出す前に面接官の顔を見る
面接試験で歩く最初の場面といえば、ドアから椅子まで。短い距離ですが、歩き方はその人のイメージに大きな影響を与えます。ここで多いのは、ドアを開けて、うつむいたまま一目散に自分の椅子に向かって歩き出す人。ひと目にさらされて緊張することもあると思いますが、入室したら一礼してまず面接官の方を見て、目を合わせるようにしましょう。
■歩幅はできるだけ大きく堂々と
入室後、椅子に向かう時に気をつけたいのが歩幅。ドアと机の距離がわずかしかない場合でも、できるだけ大きな歩幅で歩くように心がけましょう。講演会など人前に出る場合も、立つ人は壇上に上がるまでが勝負と言われています。話し手の様子を見ると分かるのですが、小さな歩幅でちまちま歩く人と、大きな歩幅で颯爽と歩く人、どちらの印象が良いかは一目瞭然。大きな歩幅で歩くと、相手にポジティブで堂々としたイメージを与えます。
■普段からできる、正しい歩き方の練習
自分がどんな歩き方をしているかというのは、なかなか実感できないものですが、外を歩いている時など、他の歩行者によく追い越される人は要注意。歩幅が小さくなっているかもしれません。普段の歩き方から意識しておくと、面接試験など緊張しがちな場面でも正しい姿勢を保ちやすくなります。また歩き方は、目的地まで最短距離でまっすぐ歩く「Beeライン」と、蛇行しながらゆっくり歩く「Snakeライン」の2つに分けられます。ぜひ普段から「Beeライン」を意識して歩いてください。
吉村先生によると「その人の印象は出会ってから2秒で決まる」とのこと。それはデータでも証明されているそうです。ドアをノックした瞬間から気を抜かず、良いイメージを意識していきたいですね。
文●松原麻依(清談社)
吉村ひかるさんプロフィール
株式会社BEST GRADE 代表取締役。株式会社三越伊勢丹ホールディングスに入社、10万人以上のファッションコンサルティングを手がける。2009年、国際イメージコンサルタントとして独立。著書に『美のスペシャリスト』がある。
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