宝くじがあたったら、道端で1億円を拾ったら...ある日突然大金が舞い込んでくる想像をするのは楽しいものです。
今回は、普通は思いつかないような方法で大金持ちになった人たちの5つのエピソードを紹介します。
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世知辛い……社会人が「世の中、結局お金がすべて」と思った瞬間
1.海岸でクジラのフンを拾って約1600万円ゲット
海岸に落ちているのは貝殻とガラクタばかり...そんなふうに思っていると、一攫千金のチャンスを逃してしまうかもしれません。
2013年のある日、英国のとある海岸を散歩していた男性は、白っぽくて軽い石のようなものを見つけました。彼は一旦自宅に戻ったものの、インターネットで検索してその物体の価値に気づき、慌てて海岸へと戻りました。彼が発見した「竜涎香」は、なんと約16万ドル、日本円にして1637万円もの価値のあるものだったのです。
竜涎香とは、香料の王様とも呼ばれる超最高級の香料です。古来から香水や薬用として高値で取引され、クレオパトラや楊貴妃も愛用したとされています。
なんとその材料はマッコウクジラのフン!
フンと言っても毎日排泄されるものとは違い、人間でいう胆石のようなごく稀にできるものだそうですが、それにしてもフンがこんなに高く売れるなんて驚きですね。ちなみに、日本でも和歌山や沖縄などで竜涎香が拾われた記録が残っています。
2.サンタのふりをして子供に手紙を約10ドルで送って1年に1億円
子供の頃、サンタさんに手紙を出していた人はいませんか?一生懸命書いた手紙に本物のサンタさんから返事が帰ってくるとしたら、とても嬉しいですよね。
バイロン・リース氏はサンタが住んでいる北極に近いアラスカの住所を手に入れ、サンタとして世界中の子供達に返事の手紙を書くことを思いつきました。2001年にこのビジネスを始め、毎年20万通もの手紙を送っているのだとか。
手紙代は1通あたり9.95ドル(約1020円)が積み重なって、1年に1億円にもなるそうです。子どもに夢を与えながらお金も手に入れられるなんて、まさに理想の仕事といえるのではないでしょうか。
3.1ピクセル1ドルで売って4ヶ月で100万ドル(約1億2000万円)
ウェブで一儲け。言うのは簡単ですが実現できる人はそう多くありません。しかし、学費に困ったイギリスの大学生アレックス・テウ氏は、誰にでも思いつきそうな単純なアイデアで、約1億2000万円の大金を手に入れました。
彼の運営するWEBページ「ミリオンダラーホームページ」の仕組みはこうです。
100万個のピクセルでできた真っ白なページを広告として販売します。金額は、1ピクセル1ドル。買った分だけ、白いページを広告で埋めることができます。
この思いつきは沢山の企業から注目され、なんと開始からわずか4ヶ月でほぼページが広告で埋めつくされ、彼は学費を賄うどころか大金持ちになってしまいました。
ちなみに、彼のアイディアを真似て作られたアメリカや日本のサイトはなかなか苦戦しているようです......。